【感想】レーエンデ国物語 喝采か沈黙か

多崎礼 / 講談社
(122件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
60
42
13
3
0

ブクログレビュー

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  • coconeco

    coconeco

    個人的に…終わり方が綺麗で鳥肌が立ちました
    レーエンデ国シリーズは読みやすく、イメージもしやすい◎ ファンタジーを好きになったきっかけの本です♩
    毎シリーズ読後ロスがかなりあるので、ある意味では読むのを躊躇ってしまいます。
    わたしもレーエンデの魅力に取り憑かれた一人です
    続きを読む

    投稿日:2024.05.29

  • ユリ

    ユリ

    書店で購入5⃣

    天才劇作家の兄・リーアンと男娼館で演者をする平凡な弟・アーロウの2人が「テッサ・ダール」の人生を作品にするべく、奇跡を辿る物語。

    兄弟故に兄の才能と自分の平凡さを、コンプレックスに感じるアーロウの気持ちが繊細に描写されていた。
    すれ違っていた兄弟の気持ちも、物語とともに変化していく様子が見どころで、ラストは衝撃と感動と、レーエンデシリーズではお馴染みの「ああ、、、」と読了後に天を仰ぎたくなる気持ちになる。

    2巻ではテッサの切ない最期に報われない気持ちにはってしまったが、3巻では武器ではなく文化で革命を起こす様子に、テッサの気持ちや活躍を知っているからこそ、希望の光を感じた。テッサが決して見ることができない死後の様子、時代の流れを読者は体感することができるのがこのシリーズの魅力であると感じる。
    続きを読む

    投稿日:2024.05.27

  • あかいあとり

    あかいあとり

    天才劇作家リーアンと平凡な男娼アーロウ、才能の有無に差がある双子の革命の物語。二作目のテッサの人生に関する記録が消された後世で、彼らは彼女の戯曲を書こうと歴史の軌跡を辿って旅をしていく。
    一作目、二作目同様に切ない余韻が残る物語であり、歴史では語られないだろう英雄の生き様を描いた物語でもあるのかなと思う。双子ならではの物語の着地点が好きだった。続きを読む

    投稿日:2024.05.27

  • 高倉の健

    高倉の健

    このレビューはネタバレを含みます

    武器を使った革命は失敗した。
    約120年後、文化をきっかけとして革命を起こす。
    文化は心に刺さるから効くよー!


    1巻 2巻の シーンが古代樹の記憶(大地の記憶?)としてチラッと登場するところが
    すごく好きです。物語がミルフィーユ的に
    複雑な味わいになってきた印象です。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.05.26

  • まゆっこ

    まゆっこ

    芸術というものに焦点を当てた3作目。
    1周したあと、劇のほうを改めて読んだ。
    同じ名前の別人が登場していたりなどで、初回ではイマイチわからなかった部分や時代の移り変わりがわかって、構成が面白いなと思った。続きを読む

    投稿日:2024.05.22

  • 桜桃

    桜桃

    双子それぞれの思いや苦悩、成長していく過程がリアルに描かれていて良かったです。
    まだまだ下級市民としてレーエンデ人が差別されている時代。レーエンデの未来に希望があることを信じて4巻いってきます。レーエンデに自由を!続きを読む

    投稿日:2024.05.20

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