【感想】DEEP LIFE 海底下生命圏 生命存在の限界はどこにあるのか

稲垣史生 / ブルーバックス
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • lisainu

    lisainu

    ブクログのプレゼントでいただいた本。ずいぶん寝かせてしまったが、やっと読了。
    地球深部探査船「ちきゅう」が、深海の海底や地下深部の研究のための船ということは聞いたことがあったが、それによって海底堆積層にいる微生物の研究なども行われていたことを初めて知った。

    どんな過酷な環境でも、超エコに生命を維持することができる、そのメカニズムはスゴいが、なぜそんなところで生き続けるのか、何をもって生きるというのか、モヤモヤは残る。。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.17

  • izumowol

    izumowol

    何よりもまず、深海の更にその下、海底下の岩盤の中で微生物が生態系をなしているという事実に単純に驚いた。さらにそれらの生物は太古の昔にその環境に閉じ込められたため、進化の謎を解く鍵になるのではないかという興奮。まだ研究の端緒についたばかりなのでわからないことだらけの分野ではあるが、この先の進展が大いに期待できる、そう思わせてくれる内容であった。合い言葉は"Core on deck!"続きを読む

    投稿日:2023.11.12

  • rakuta

    rakuta

    高圧がかかる深海の海底の更に地下深くにも古最近やバクテリアといった生命が存在するらしい。そこは岩石のごくごく小さな隙間だったり、人間ならやけどしそうな熱い環境だったりするが、極めて乏しい栄養環境の中でも生物が存在し得ることに驚かされる。我々が考える以上にハビタブルゾーンは広いということを教えてくれる。
    海底下掘削などの研究環境についても紙数が割かれていて面白いが、少々内容が難しく、知識のない自分には理解もイメージもできない部分が多かった。厳密でなくてもいいので、もう少し分かりやすいものを読んでみたい。
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    投稿日:2023.10.01

  • ばななサンド

    ばななサンド

    海底の下に生命はあるのか考えたこともなかったが、微生物が生きていた。生物の限界はどこまでなのか、我々の世界とどう影響しあっているのか興味深い。

    投稿日:2023.09.07

  • bookkeeper2012

    bookkeeper2012

    どでかい探査船に乗って海へ乗り出し、海底深くボーリングをして堆積物や岩石のコアサンプルを掘り出す。そこからDNAを分析したり、生化学的手法を使ったり、蛍光色素で染色してみたりで微生物の存在を明らかにしていく。

    ロマンのある研究だと思う。現場の熱気が伝わってくる筆致である。しかし・・・

    わかりにくい!

    内容の難しさもあるとは思うのだが、急に話題が変わったり、説明不足であったり、何について語っているのか不明瞭になる箇所があったりで、よくよく注意しながら読むと意味がつかめるもののスムーズに読み進められない。もっと編集が積極的に仕事をすれば良い本になりそうだ。

    しかし微生物、それも自然環境でワシャワシャと何がいるのかわからないような状態のを調べるのは、現代の科学技術をもってしてもまだまだ困難が多いことがよくわかった。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.22

  • sou (08thse)

    sou (08thse)

    ブルーバックスということもあり、かなり内容は専門的だと思います。それなりに用語も飛び交っている感じ。

    結構、研究活動の中身・紹介が多めなので、そういう部分に興味がある人は更に面白いかなと思います。

    投稿日:2023.06.20

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