【感想】濃霧は危険

クリスチアナ・ブランド, 山口雅也, 宮脇裕子 / 国書刊行会
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ひまわりめろん

    ひまわりめろん

    ミステリー作家の山口雅也さんが、読書通人のための「都市伝説的」作品や本邦未紹介作品を選書する《奇想天外の本棚》

    読書通人を気取りたい小生といたしましてはとても避けては通れない謳い文句であります

    んな《奇想天外の本棚》二冊目に手に取ったのは、イギリスのミステリ作家クリスチアナ・ブランド女史のジュヴナイル(児童文学のことね)『濃霧は危険』です

    ブランドがこれが読めたら大人の推理小説に進んでも大丈夫という思いを込めた作品とあって、十五歳の少年を主人公にした冒険小説でありながら、大人が読んでも楽しい謎解きが仕込まれていました

    少年少女向けなのでやさしく、さくさく読めて、しっかり面白い

    やるなぁ《奇想天外の本棚》
    まだまだ追いかけるぞ
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    投稿日:2023.10.07

  • 赤木かん子【公式】

    赤木かん子【公式】

    なんと!
    クリスチアナ・ブランドのジュブナイルだそうです。
    ブランドはアガサ・クリスティと並び称されるイギリスミステリの女性作家です。
    でもクリスティと比べるとちょい重厚で、日本ではあまりウケなかったのかなぁ、かなりのミステリ好きでないと知らないかもしれません。
    あのブランドが、ジュブナイル(つまり児童文学)も書いていたとは知らなんだ。
    ムーアの少年刑務所から脱獄する少年のために、ムーアに一晩放り出された金持ちのボンボンと地元の子たちの冒険小説にもなってます。
    これ、名前は通ってるのに日本でうっかり紹介されそこなったミステリを集める、というびっくり企画シリーズで、私には読みたい本が並んでるので(文章も活字も新しいので読みやすくて助かる)公共図書館には買って欲しいです。
    (^0^)
    リクエストしに行こうっと。

    2023/04/26 更新
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    投稿日:2023.04.23

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