【感想】動物に「心」は必要か 増補改訂版 擬人主義に立ち向かう

渡辺茂 / 東京大学出版会
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 0.0
0
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • すあま

    すあま

    擬自種主義・擬自己主義的な思考の傾向とロマン主義が擬人主義の起源。心理学のなかに根強くある擬人主義についても整理されていた。
    印象に残ったのは、心は内在的なものではなく、それを認識する側のその認識のなかにあるという指摘だった。多かれ少なかれ他者はじぶんと同じように考え、行動しているとおもうことでやっと他者と共存できるということなのかも。もちろん、それは、「私」がいまこの瞬間に経験している「心」と同一ではないのでは? ということは言えるわけだけど。心とは何かっていうのは定義を決め難い問題だよなあ。心に関する話だと、伊藤計劃『ハーモニー』がおもしろかったなあというのを思い出したので、また読み直したい。続きを読む

    投稿日:2023.12.19

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。