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戸谷洋志 / 創元社 (26件のレビュー)
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ふう
ずっと気になっていたシリーズ。 キャッチーなテーマで、サクッと読みやすく 哲学を親しみやすくまとめた1冊だった。 SNSについて 「承認欲求」「時間」「言葉」「アルゴリズム」など 色んな観点から眺め…てみる試みで 面白く読みました!続きを読む
投稿日:2024.04.02
コアラ
アルゴリズムは自分にとって新しいものは与えないということが知れてよかった Twitterは本音であるように見える(見えるだけでそうとは限らない)
投稿日:2024.03.08
Polyglots
「〇〇について考えなくてはならない」というとき、その言葉が前提として孕んでいる強制力。たしかにあるなあと思った。 「考えたい」と「考えなくてはならない」は異なり前者のスタンスで物事に向き合えたら、それ…は現代人にとってとても豊かな態度なんではと想像したりした。 表紙は子供向け本みたいな雰囲気だけれど、大人向けの書き口だった。続きを読む
投稿日:2024.03.07
りさぽ
このレビューはネタバレを含みます
ついSNSを見てしまうのをやめたくて読んだ。 とても読みやすかった。偶然性を許容していきたい。 65 つぶやきは本音が表れてるように感じるから見たくなる 90 アルゴリズムによって表示されるニュースは、単にたくさんの人が見ているから。重要なニュースが漏れている可能性もある 93,97ハズレを選ぶ可能性は低くなっても、全く新しいものではない。賭けと責任を排除する 102 偶然に起こる、予測できないことはこの世にある。 105 明日の自分も新しいもの。昨日までの自分が好んだものを好まないこともある。
投稿日:2024.02.24
Yuka
#SNSの哲学 #戸谷洋志 #創元社 #読了 #YA 難しい部分もあったが興味深い。「『考えたい』という気持ちを大切にしてほしい」を言い換えると「『考えなければならない』という圧力から、自由になってほ…しい」と語られる。何事もそうかも。自分も他者も自由にして、そこから生まれるものを大切にしたい。続きを読む
投稿日:2024.02.23
マッティ
他者から承認されようとすることは、「他者から承認されるような自分」になろうとすることで、必然的に頑張ることを強要されてしまう。 SNSで他者から承認を得ようとすると、 ①私の生きやすさが他者に依存する ②絶え間ない承認を求めることで、常に不安を喚起する ③承認を求めるほど自分自身を見失う(疎外) ことにつながる。 SNSネイティブにとって、人間関係の開始はインスタの相互フォローなどを指し、リアルとSNS上の関係性の区別はできない。 自律性は他者に頼らないでいられることで、他律性は他者に頼らないではいられないことである。一般的に自律ばかり求められるが、アイデンティティの形成には他律(他者)も必要で、かつ自立は他律の中からしか生まれない。 ヴィトゲンシュタインの「言語ゲーム」によると、問題に直面した時、「問題が難しい」のではなく、「問題を考えるために適した言葉を使えていない」だけ。この考えによると、相手のルールや文脈が読めないSNSは、ベリーハードな言語ゲームである。 アルゴリズムは偶然性を排除し、それはすなわち「賭け」(はずれ)と選択による「責任」の排除である。
投稿日:2023.12.30
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