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佐藤青南 / 宝島社文庫 (19件のレビュー)
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まっちゃん
題名のホワイダニットは推理小説で普通に使っている。語源はwhy did it? なのだが、私が気になったのは、なぜホワイとダニットの間に「・」が入っているのか?だ。英語にしても「・」はない。意図はない…のはわかっているつもりだが、わたし気になります。 さて、題名通りなら「動機」を暴くのだろう。動機にのみ焦点を当てる事の佐藤青南さんの勇気や気概が見えるような気がするので、楽しみだ。 動機は行き着くところ、お金か異性絡みか恨みか復讐か知られたくないことがあるかくらいで、サイコパスなら快楽なのでわかりにくい。にも関わらず「動機」が題名だ。面白いに違いない。 竈門炭治郎のように闘気を消すくらい、動機を消せるとしたら面白いのだが、、、(闘気と動機って、、、恥)炭治郎ゴメン。 初っ端からYouTuberのカップルの事件の動機が謎だ。東野圭吾さんではないが、やはり「実に面白い」。 新人ホストの事件は、、、あれっ、私わかっちゃいました。 天才子役の母の事件は、複雑な思いが絡み合っている。殺害の動機だけでなく、別の動機も描かれていて、次第に「動機」の虜になっている。 強盗殺人事件は、あれ、あれっ、これもわかっちゃいました。 この4つの短編は、構成がよくできていて、動機に焦点を当てつつ、楯岡絵麻が解決していくプロセスは、やはり面白い。そして3話の最後に事件が追加される。 それ以上に興味深いことが起こっている。これが前作の「楯岡絵麻VS佐藤青南」の最後に描かれたことの回収なのだろうか?コーラと同じく、また続きが読みたくなる。キーマンは楠木ゆりか。2作続けての布石だ。 こうしたことからもシリーズは順に読んだ方が面白さが増すと思うのである。続きを読む
投稿日:2024.04.22
ハルめめ
楯岡絵麻シリーズ。事件自体は複雑ではなくてどのように落とすかがメインとなっている本作。軽い感じであっという間に読める。最後の章が次作につながって楠木ゆりかと絵麻の対決が見られるのね。
投稿日:2024.03.27
chifuyuk
シリーズ10作目。エンマ様、優しくなった?今回はタイトル通りに動機にフォーカス。子役の話はホンマにありそうで悲しい。西野の婚約者、大丈夫か?
投稿日:2024.03.18
eshima002
ちょいちょい過去の作品のストーリーを忘れていることに気づき、若干モヤったが、相変わらずテンポよく読める作品である。 今回の中で、一番、共感したのは、「天才子役はミスキャスト」だな。 なんとも後味の悪…い結末かもしれないが、筒井じゃないが、自分も間違っていなかったと思うし、導き出せた絵麻はさすがだ。 せつない結末だけど。。 最後の章は、完全に次の作品に繋がっている。 これは楽しみだ。 続きを読む
投稿日:2023.12.19
jaco319
サスペンスドラマを観ている感覚で どんどん読み進められる一冊 登場人物の様子が映像として脳内に再生される 安心して読めるミステリー
投稿日:2023.12.14
ひっか
過去作読まずにいきなりこれ読んでしまった。 前に出てきたんだろうなーというエピソードがちらほら出てきたけど、これだけ読んでも全然大丈夫だったからよかった。 内容はまぁ普通の推理物って感じ。めちゃくちゃ…難しいとかもなくサクサク読めた。続きを読む
投稿日:2023.12.05
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