【感想】好きになってしまいました。

あ〜面白かった！
電車の中で危険、とおっしゃる方に同意。何度ひひっと笑いそうになったか…
言葉が秀逸なのかな、面白い。
小説にはない笑いのツボがエッセイにはあるような気がする。

今回は装丁も可愛らし…く、タイトルまでとても女子っぽい。美がテーマなはずがやたらとおっさんだし、ベランダの虫とは懇切丁寧にやり合ってるし、家族ネタが定期だし、オタクの友だちとの部屋探しは面白すぎるし…笑

神去なあなあ、から三重県尾鷲市に深く関わったようで今も交友されていて素晴らしい！そして行ってみたくなる、勝手に三重県観光案内、旅関係のエッセイも面白かったー！


旅を終えていつも思うのは「やっぱりだれかと出会いたいから、旅に出るんだな」… 一緒に景色や寺院を見たひと、親切にしてくれたひと。出会ったひとたちのことをすごく好きになったから、その旅が印象深いものになった。そしてまた、旅に出たいと思えるのだ。　p.110

尾鷲市の隣は熊野市、世界遺産にも登録された「七里御浜海岸」、8/17花火大会、砂浜でなく丸い小石で埋め尽くされてている、花の窟いわやという神社、
p. 115

牛に引かれて善光寺参り= 強欲で信仰心がないおばあさんが、牛の角に引っ掛けられた布を追って善光寺へ行き、以来ちゃんとお参りするようになった、という故事から、他人に誘われて知らぬうちに善い方へ導かれること。の意味！　p.125

銀山温泉にて、三角屋根の建物の外壁は鏝絵こてえ、で飾られ… p. 246

月山、湯殿山、羽黒山、「即身仏」出羽三山での修験道、県内4体あり
鶴岡市の注連寺、鉄門海上人　がっしり体躯
南岳寺　男根？睾丸？
湯殿山で修行する時の七五三縄が買える

鶴岡市の本明寺　本明海上人

酒田市の海向寺　忠海上人、円明海上人
忠海は武士の出、円明は農民、親しみやすさを感じ



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好きなエッセイストの一人である三浦しをんさんの、好きなジャンル（旅や本）についてが割と集められているうれしい一冊。
作者名で読み始めたので、内容に欣喜雀躍。
また、しをんさんの書き方を好ましく感じてい…るのは、批判めいたことを抑えていてすこぶる読みやすいからだろう。続きを読む

通勤時に電車で読もうとしたけど、やはり笑いが堪えられず不審者になってしまったので第一章で車内の読書は断念。
だがしかし、他に読む本がない。
仕方ないので、そろそろ笑いそうだなと感じたら1度本を閉じて深…呼吸してから続きを読む、ということを繰り返した。
「日常のなかの美」がテーマなのに、なぜこんなに笑えるのか。続きを読む

前に他のエッセイを読んで挫折したな…と思いながらも借りてきて読み切った！さらっと、時にはくすりと笑わせてもらいました。またしをんさんのエッセイ読みたい。

相変わらず、好き。
何度も吹き出しました。

しかし、おわりにで「二十年以上やっていて」とでてきて、え！？と思ったけれど、そうよね、私が初めて出会ったのは高校生の頃だった。先輩…と思ったものだった。

まだ読んでる途中だけどこれオンオブマイベストブック！「好き」の概念について書いてるところにたくさん付箋貼っちゃった
本好きで嬉しいよかった