【感想】つぎはぐ、さんかく

菰野江名, くぼあやこ / ポプラ社
(51件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
6
22
18
1
1

ブクログレビュー

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  • panme421

    panme421

    弁当やを営む3人の兄妹が主人公。3人でうまく家庭を回しているが、進路などでぶつかったり。ほのぼのだけど成長もあり、面白かった。

    投稿日:2024.02.13

  • miekko

    miekko

    複雑な事情を抱えた三人、きょうだい三人でずっと一緒に暮らして行きたいと強く思う反面、自立しなければという気持ちとの葛藤が書かれている。三人を小さい頃から見守るお母さんのような優しい優子や気に掛けてくれる店の常連さんに見守られながら頑張っているヒロに感動した。続きを読む

    投稿日:2024.02.05

  • はなこ

    はなこ

    なんとなくで読みはじめたら、あっという間に読み終わってた。
    読み終わった後で、帯を小川糸さんが書かれていることを知り、自分の直感が正しかったのだと思った。
    わたしの癒しの本がまた増えた。

    投稿日:2024.01.31

  • ばきちゃん

    ばきちゃん

    出だしはほのぼのした仲良し家族ものかな、と思ったら、そうではなかった。厳しい出生、生い立ちを超えて、大人になりかけてる三兄弟。寄り添うという以上に、いわば依存しすぎでもある現状からの脱皮、自立というようなものがテーマだと思う。事情はだんだん明らかにされる。読み進めてすぐに、主人公ヒロのグジグジした感じに、正直、イライラした。ハワイで生まれたという言葉の壁もあり、内向するのは仕方ないのはわかってきた。何かと力になってくれる優子さんの存在が、物語の後半になるに従って、大きくなる。血のつながりはなくても、家族と呼べて、支え合って日々を重ねていけるという確かな愛の物語だ。続きを読む

    投稿日:2024.01.31

  • sukonbu

    sukonbu

    惣菜と珈琲のお店「△」を営むヒロ、晴太、中学生の蒼の3人兄弟。今の生活が続いてほしいと願うヒロだが、蒼が卒業後に家を出ると言い出しー。
    第11回ポプラ社小説新人賞受賞作。

    冒頭から食べ物の描写がすごく上手で惹きつけられました。
    今の生活が変わることをヒロはひどく恐れていて、3人の背景が徐々に明らかになっていく。
    ほんわかグルメものではなく、事情がありそうな様子。
    どんなに気持ちが強くてもお金がないとどうにもならない悔しさにやきもきするも、真っすぐに育った蒼を見てると2人と暮らしてきたのは間違ってなかったと感じられた。
    続きを読む

    投稿日:2024.01.04

  • ふーさん

    ふーさん

    完読です。
    ほのぼのした本ですが、設定や環境はなかなか重い話でした。
    血の繋がり無しでハワイ生まれも混じり、片親もいて進学も混じりその中で、日々を頑張って生きている物語で少し考えさせられたかな。
    産みより育ていやここでは育ちか 育ちなんですね。
    同じ著者で別の本を読んでみようと探したがなかった。まだデビューしたばかりで本はないんですね。でもいきなり賞を取るなんて期待の小説家なんですね。期待してます。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.21

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