新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
川上未映子 / 中央公論新社 (556件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
トップハムハット卿
このレビューはネタバレを含みます
読み終えて心に重い物が乗っかるような作品でした。 一人の弱い少女がいかにして、何もない状況で自分や自分の生活を守る事ができるのかもがき苦しんでいる様子がとてもリアルに書かれており読んでてとても苦しかった。 誰かと一緒に生活を共にするという難しさ、それぞれが抱えている悩みや不安の差異。がとても鮮明で花が最後に爆発してしまった事も共感でき読む手が止まらなかったです。 未来=お金に執着してしまい先の事しか考えられなかった故に足元がボロボロになり崩壊していく様はリアルすぎて自身も未来と現状、両方に目を向けてこれからを生きていこうと考えさせられました。
投稿日:2024.05.06
mokubro
生きていくために真っ当な道だけ選ぶことはできない人もいる。良かれと思ってやっていることが、相手から期待されている事ではないのかもしれない。 自分の知らないところで、悪い事を押し付けられやすい人がいるの…かもしれない。 何気ない黄美子さんの最後の言葉が胸に刺さる。続きを読む
プリセタ
後半話が転がっていきどんどん重たくなっていく。 久しぶりにガツンときたよ。登場人物の今後が気になる。 幸せになれてるといいね。
珈琲
audibleにて 川上未映子は好きだけど、何の前情報も持たずにオーディブルで出会い、通勤の行き帰り合わせて1時間に毎日聞いた超舞作。 オーディブル、初心者だったけど、こういうゾワゾワ系のほうが離…脱せず聞き通せるなという印象。 ビジネス書や新書系は単調な語り口で集中できなかった。 黄色い絵は、ある女性の反省で 引き込まれるけど、かなり疲弊した。 心がひりついても大丈夫な時でないと しんどさがあるかも。それが良さなんだけど。続きを読む
☆HIRO☆
これは重い。 主人公目線で語られていくが、友人の捉え方にハっとされる。 犯罪に手を染めていく心理は理解できるものの、生まれ持った境遇という部分が大きいのか。それとも本人次第なのか。。。
投稿日:2024.05.05
ちゃむじゃむ
最近の親ガチャとか環境ガチャとか努力で東大にだっていけるはずのアンサーになってるようなそんな小説になってる気が 親ガチャがハズレでも最後には実家に帰って寝るところはあるし、環境ガチャはハズレかもしれないけどあそこでトロスケに盗まれてもそのままバイトを続けたり店長に相談するという選択もあった(それが出来ないからハズレだとも言えるけど) 説明されたカードの出し子も完璧にこなせるくらいきっちりと出来るなら他の仕事だって出来ただろうと思う(それが出来ないから環境がハズレなんだろうけど(2回目)) 全然最悪に転ぶ必要はなくて誰も本気で彼女たちを助ける大人が居なかったから彼女たちは周りの大人の被害者だと思う でもその選択をしたのは紛れもなく彼女たちで自己責任だとも言えるこの2つの境界をギリギリで行き来してて最終的には彼女たちは周りの大人の被害者だと私は思う 闇バイトに手を出す若者には少なからずこのような環境の子がいて選択肢がない子がいるんだろうな 大人が子どもを守らないといけないのに、自己責任で片付けるような世の中になってはいけないのに、自己責任だろって言いたくなる自分もいて、まとまらない気持ちになった
投稿日:2024.05.04
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。