【感想】君のいたずらが僕の世界を変える 食べもの探偵トモアキの事件簿

篠谷巧, 銀行 / 宝島社文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • hazel8483

    hazel8483

    ミステリー…としては
    アクロバットなんですけど
    (食べたら犯人わかるんで、謎解かない)
    私のポイントはそこじゃなく。

    事故で意識不明になった
    漫画家志望の宇佐見に対して
    元同級生ゲームクリエイターの前田さんは
    なんとか目覚めさせようと作戦を思いつく。
    それは彼が高校時代、部誌に連載していた
    『食べもの探偵』を音読すること。

    一方、意識不明の宇佐美は
    作品世界に迷い込み
    探偵トモアキの助手として事件を解決する。
    彼には「これは自分が作った物語だ」
    という自覚があるのに
    少しずつ描いた覚えのない話が加わって…。

    この、黒歴史追体験ですか!なところが
    ちょっとニヤニヤおもしろかったのだ( ̄▽ ̄)
    続きを読む

    投稿日:2023.09.28

  • 猫のベリー

    猫のベリー

    難しすぎない軽めのミステリー本が読みたいと思った時期に、表紙に惹かれて購入、読んでみた。サクサクと読み進められた。
    読み終えてから改めてタイトルを見た時に、なるほど、と。
    すごく感動したという事もなく、読んでいる間に事件について自分でも考えたり、という事もなかったのだけれど、読み終えたときなんだかすっきりした。後半が面白かった。続きを読む

    投稿日:2023.06.28

  • 猿山リム

    猿山リム

     食べ物ミステリは以前凝って山ほど読んだので食傷気味。
     ただこのタイトルは軸足が「君のいたずら」に乗っていそうで「食べもの」は彩りかしら…と興味が湧き手に取る。
     売れない漫画家の主人公が、学生時代に描いた自分の作品の中に行ってしまうと言う、目茶苦茶な作品。
     ミステリとして、一切の反則無しにファンタジーにも逃げずに纏め上げている。
     最後はちゃんとオチまでの筋道が読めるぐらいしっかりしていた。
     この手の荒唐無稽ミステリで、オチが読めるというのは、そこまでしっかり設定が読者に伝わって居ると言うことで。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.26

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