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梶尾真治 / 徳間文庫 (3件のレビュー)
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hisakarei
2004年10月光文社文庫刊。書き下ろし。本編の加筆修正とシナリオ版、新たなあとがきを追加し、2022年12月徳間文庫刊。数十年の時を超えた男女の出逢いをテーマにした梶尾さんお得意の時間もの。仕掛けは…単純で、ありがちだが、二人の想いをストレートに書いてあり好感が持てるストーリー展開だった。報われるラストも良い。続きを読む
投稿日:2023.01.15
mui-mui
九州の山の風景と時間跳躍、とてもカジシンらしいお話。鶴田譲二の表紙なので一瞬エマノンかとも思いますが、こちらはとても小さな奇跡を描いているお話です。 短いお話ですが、この本にはシナリオ版も収録されてい…ます。原作小説とはまた異なる視点もあり、こちらも面白かったです。続きを読む
投稿日:2022.12.24
vivahorn
本作品は既に2004年10月に光文社文庫から出版されているもの。今回の本には「白鳥山奇譚」との副題が添えてある。今回舞台となる白鳥山は実在しており、熊本県と宮崎県の県境にある標高約1,640mの山であ…る。Google mapで見ると素人がハイキングで気軽に行ける山ではなさそうだ。宮崎県側から登った方が近いような気がする。 一回舐める様に読んだため、読み進めるうちに徐々にストーリーが脳内に蘇ってきた。まあ、結末が判っているので安心して読める(ネタバレか?)のだが、ワクワク感にはちょっと乏しい。また、新しく徳間文庫から出版されたものは、光文社文庫のものを加筆・修正されたとのことだが、残念ながらその差を認識できる能力を私は持ち合わせていなかった。 ストーリーのキモである時間跳躍方法及び相互時間通信方法については、2004年に読んだ時には感動したものだが、2回目を読んだ後には相互時間通信方法の方はちょっと都合良すぎるかなと思った。しかし、愛する二人の思いは18年経った今でも十分に万人の心を震わせる内容だと信じて疑わない。余計なことだが、27年の時の隔たりは、時代背景の差は多少あるにしても、主人公二人の実年齢にはあまり差がないので2033年以降の世界でも仲良くやっていけるものと勝手に思っている。 今回の本には特典として作者によるシナリオが付いている。いずれ舞台か映画化を考えてのことだと思うが、これは偏に作者が映像化を望んでいることに他ならない(実際に3回映画化の話があったらしい)。SF的要素よりも不変の愛がテーマになりそうであり、今回の文庫の帯と解説には映画監督の犬童一心氏の熱き思いが綴られている。犬童一心監督、是非とも映画化して下さい! 239ページに、作者が撮影した白鳥山と山芍薬の写真が載っているが、帯を本から外すとカラー写真を見ることができる。意外と気づかないかもしれないので一応コメントしておきます。 明日(12/21)は、キャラメルボックスの「クロノス・ジョウンターの伝説」に行きます。久々の再演なのでとても楽しみにしています。この時にしかサンシャイン劇場に行かない。池袋に行くのもホントに久しぶり。作品への思いが強すぎて、もしかしたらタイムスリップするんじゃないか?2022年に戻ってこれるかな?続きを読む
投稿日:2022.12.20
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