【感想】雷神と心が読めるヘンなタネ こどものためのゲーム理論

鎌田雄一郎 / 河出書房新社
(9件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
1
4
2
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • とまと

    とまと

    深く考えると難しいがとっかかりにはなる
    理論を易しく本にするのは難しいものなんだなぁと思う
    いくつか響くフレーズもあった

    投稿日:2024.02.18

  • もちこ

    もちこ

    ReHacQに出演されていた鎌田雄一郎さんの回が非常に興味深く、関心が湧いて著書を入手。恐らく小学校高学年向け?に書かれているだけあり、挿絵や図解付きで読みやすく構成されていた。単純にゲーム理論の面白さを解くだけではなく、この本のテーマである「相手のことを慮る重要性」を終始綴っていたのが、この世の真理のように感じさせ、個人的に感動を覚えた。

    映画のビューティフル・マインドを観てから興味はあったのだが、文系の私には難しすぎる領域だ…とあきらめていたので、この本をきっかけに少し概要を理解できてうれしかった。わたしももっと早くこの本に出会ってたら、きっと数学やゲーム理論を学びたい!と思っていただろうな。研究者の方が出会いを生んでくれるのは素敵だな。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.24

  • K4D

    K4D

    このレビューはネタバレを含みます

    良書です。
    大人向けではなく子供向けに作られた本なので、大人は満足できないかもしれないし、途中途中で違和感を感じることもあると思いました。
    ただ、子供向けやビジネス書のような硬い本が苦手な人には、ゲーム理論を知る上でとても楽しめると思います。

    著者が書いている通り、まだまだゲーム理論の初歩の話なので、評価は低くしてますが、私が小学生とかだったら星五をつけると思います。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.04

  • もの知らず

    もの知らず

     小学生を読者に想定しているだけあって、ゲーム理論の入門以前のところでゲーム理論の面白さを分かりやすく伝えてくれる。ゲーム理論というと、非協力での駆け引きを想像しがちだけれど、本書が面白いのは相手の立場に立って考えることの大切さを伝えている点だ。心が読める魔法の「カミタネ」を食べすとも、相手の立場に立って相手の損得を考えれば、適切な行動を選ぶことが出来る場合もある。もちろん、相手の立場に立っても分からない場合もあるのだが……(イズミさんと権五郎のケース)。本書では数式を使わずに身近なエピソードで解説しており、ゲーム理論の考え方をざっくりと知る点で小学生に限らず大人が読んでも面白いと思う。続きを読む

    投稿日:2023.09.01

  • コプ眠

    コプ眠

    ゲーム理論という論理的に相手の行動パターンを考える思考方法を、物語仕立てで紹介してある。挿絵が可愛らしく、主人公も小6男子設定なので、読みやすいと思った。
    予測しにくい人の行動でも、行動予測をこんな風に出来るんだよ、という発想を得るだけでも、この本の意義があると思う。
    ちなみにこの本のなかにでてくる場所はある地域そっくりなんですよ。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.09

  • 9999moda

    9999moda

    「相手の立場に立つ」を図示して例を出す、という内容だと思いました。小学生男子が興味を示すかは、これから確認する必要ありますが、私は楽しみました。
    「他者の靴を履く」と表現されるエンパシーと、ゲーム理論の関係が気になるところで、何か別の本に移ろうかしら続きを読む

    投稿日:2023.03.18

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。