【感想】クロノス・ジョウンターの黎明

梶尾真治 / 徳間書店
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
2
2
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • Dr.(読多ー)あんころ猫

    Dr.(読多ー)あんころ猫

    「クロノス・ジョウンターの伝説」の続編、というか原点。
    タイムトラベル物はやっぱり面白い。全く別の作品でも良いからタイムトラベルの作品を書いてほしいなあ。

    投稿日:2023.07.17

  • 白いヤギと黒いヤギ

    白いヤギと黒いヤギ

    エピソード•ゼロ。いや、"ラブ•マイナス•ゼロ•イコール•ノーリミット"とでも呼ぶべきか。
    シリーズを最初から読んで来たコアなファン向けです。それでも、クロノス•ジョウンターを開発したP•フレックスという会社の創業秘話や、そもそもこの変な社名の謂れは何、とか、エピソード•ゼロとしての価値は色々と持っています。
    後半が駆け足になるのは残念だけど、私は『好き』なので問題なしです。だって、"初めから欠陥があるタイム•マシン"というコンセプト自体がツボなんですから。それだけで"ノーリミット"ですよ。
    続きを読む

    投稿日:2023.07.13

  • westtribe

    westtribe

    このレビューはネタバレを含みます

    大好きなシリーズのエピソードゼロ。
    絶対乗り越えられない「時間と死」を、
    愛と執念で力ずくで乗り越えようとする、
    いつもながらのクロノス挑戦者たち。

    終盤のラストミッション前後で、ちょっと駆け足になった印象。
    時間軸理論の説明や、シーン描写が雑になったように感じたのが残念。

    結局、ヒロインは海賊亭の主人と結ばれていたようだが、
    その時間軸にもとからいた青井秋星とはどうなったのだろうか?

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.21

  • raindrops

    raindrops

    クロノスジョウンターが作られることになった時の話。
    過去と未来の繋がりをゆっくり考えれば考えるほど分からなくなる。「卵が先か鶏が先か」の思考。
    でも、そんなことは気にせずそういう物語として面白いです。
    過去の話の年表もあって、うっすらと覚えてはいるんだけど、もう一度最初から読みたくなりました。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.14

  • いなえしむろ

    いなえしむろ

    久しぶりにクロノスシリーズ

    不思議なことに、過去読んだ他のシリーズのストーリーがまったく頭から抜けている。濃い印象ではなかったからかなぁ。恋印象はあるんだけどなぁ。

    今回も、定番の「愛する人を守るために」なんだけど、なんでヒロインが海賊亭店主と?という疑問が残り、他の印象が薄いのが難点。理解力不足なんだろうけれど、この手のラブストーリーは得意ではないんだよね。続きを読む

    投稿日:2022.12.28

  • vivahorn

    vivahorn

    来たよ、来た来た、「クロノス・ジョウンターの黎明」。告白します、2回読みました。1回目は一気に1日で読みました。そして2回目は2日に分けて舐める様に読んだ!おかげで本はベトベト(嘘)。舐める様に読んだことで、あるもの(p263の最後から2行目の「自転車」)を発見してしまいました。興奮してあまり読み過ぎるのも良くないな。

    全体像は、いつものクロノス節を踏襲していて安心して読めた。これだよ、このストーリー展開。もう徐々に読むスピードが速くなってしまう。落ち着け、俺。

    今回も新しいヒロインの登場。もう絶対に映画化すべき。映画的には、清水杏子と青井秋星との淡い恋愛を中心に進める。そして、最後のクライマックスで仁科克男が「時の風」に抵抗すべくクロノス・ウィンドブレーカーのボタンを必死に押し続ける所でSFX, VFX, CG, VR, AR等のあらゆる映像技術を投入するのはどうでしょうか。もう止まりません・・・

    今回、住島重工株式会社や子会社のP・フレックス社の人事情報について新しい情報も加えられており、クロノスの開発工程管理や内部事情が一部明らかになった。今後のクロノスシリーズで少しずつでも構わないので社内事情の公開をお願いしたい。社風からして、さすがに社内恋愛は期待できそうにもないな・・・。一方、もしクロノスの技術が産業スパイに持って行かれたら、もしくは一般公開(特許公開、するか?)されたら、世界中で更なる改良が加えられて時間旅行が容易に行えるパラレルワールドが枝分かれ社会として無数に成立していっているんだろうなと朧気に思った。誰かが時間旅行するたびに新たなパラレルワールドが無限に発生することになるのか。まあ、発生するのにお金は必要ないからいいか!

    エピローグで、市立美術館のギャラリー横に「海賊亭」があるという話を聞いた時、そこに清水杏子と青井秋星がいて、笑顔で迎えてくれるのではないかと一瞬思ったが、その程度のどんでん返しではあまりにも単純・短絡過ぎた。俺には作家の才能は無い事が証明された。あ~あ、何作後になるか判らないけど、なんか「黎明」の続編を期待しちゃってもいいですか?

    最後の最後にあるクロノス・ジョウンターの年表を見ていたら、これまでの作品の一つ一つが思い出され、ちょっと涙ぐんでしまいました。吹原和彦、今どこでどうしているんだろう。とても心配です。

    この興奮冷めやらぬ勢いで、調子に乗って、梶尾先生にMessenger で感謝の言葉を送るに留まらず、263ページの「自転車」の件も御報告。更に図々しく3つのお願いもしちゃった。
    (1)勿論、「黎明」の続編。
    (2)飛ばされた青井秋星の(パラレル)世界の話。
    (3)吹原和彦が4回目に飛ばされた6090年の話。
    まあ、一読者の単なる戯言・希望ですから、一笑に付して下さい。

    余談ですが、来月のサンシャイン劇場で行われるキャラメルボックスの「クロノス」をまた見に行きます。

    ああ、誰か、梶尾先生の次回作に関する情報を教えて下さい!お願いします!



    この感想を書き終えると同時にドイツ戦が始まりました。頑張れ!日本!

    そして、勝ちました!日曜日のコスタリカ戦にも勝ち、来週スペインにも勝って、勝ち点9を引っ提げて決勝トーナメントに行って欲しい!
    続きを読む

    投稿日:2022.11.24

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。