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木内一裕 / 講談社文庫 (11件のレビュー)
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tempo96
法廷ものに興味があってちょうど良さそうなテーマだったので購入しました。文庫本の帯に「自分以外全員敵」とありましたが、まあそこまでは煽りすぎかなって感じです。木内さんの作品は初めて読みました。映画監督も…やられていて、ハードボイルドものに強い方なのですね。藁の楯も同じ著者の作品とは知りませんでした。 主人公である新米弁護士・杉浦小麦のキャラクターは結構好きです。元アスリートのメンタルの強さと、地頭の良さで窮地を乗り切ったのはお見事。後半の解決編はもうちょっとひねりが欲しかったかなと思いつつ、サクサク読み進められたし星4にしました。 次はいま話題の法廷遊戯を読んでみようかと思います。続きを読む
投稿日:2024.01.08
あつし
久しぶりに読み耽りました。 最近本を読めてなかった中で木内さんは必ず読みたいと思い、久しぶりの本屋で発見! 期待していた以上に面白く、少し読んだところで、一気に読むのは勿体無いって感じてしまいました…。途中で一回読むのやめました。でも、ただただ、続きが読みたいって思わせてくれました。 みんな敵?ありそうなパターンの宣伝文句でしたけど、読んでみたら味方だらけ?味方になれないもどかしさも伝わって来ました。 続き、ぜひ出してください!待ってます! 続きを読む
投稿日:2023.09.24
ぐむ
新米弁護士 小麦の活躍ぶりがとても面白い。 有罪をあっさり認める被告人、無罪にするには!水掛論とヒントを得 第4章へ「小麦の戦い」 ミッチーが何かやらかしそうでヒヤヒヤしましたが良いキャラです。10…0%信用は出来ないけどね 最後までワクワクしながら読めました。続きを読む
2006takahiro
自分以外、全員敵。 掟破りの裁判が始まる。 杉浦小麦、25歳。新人女性弁護士。 彼女にとっての初めての刑事裁判は、1日で公判が終わるような仲間内で起きた傷害事件。 被疑者との面会を終えて拘置所を出た小…麦は、大勢のマスコミに囲まれてしまう。 「あなたは殺人犯のアリバイ作りに協力しているんですか!?」 --えっ! なに? どういうこと!? 彼女が引き受けた取るに足らない国選弁護の仕事は、やがて世間を震撼させる大事件へと変貌する。 敵は法律を知り尽くした悪党と、司法の穴。 それでも、私は、私の正義のために闘う。 捜査機関にはできなくて、弁護人にはできることは。続きを読む
投稿日:2023.08.19
ゆきみだいふく
まず、表紙に惹かれた。 そして木内一裕さんの小説。きうちさんといえば 『ビー・バップ・ハイスクール。』 まさか同じ人だったとは!。 新人弁護士、小麦が初めて持った刑事裁判。 1日で終わるはずの内輪の…傷害事件が 世間の注目を集める裁判に発展してしまい 孤立無援状態。 でも小麦の心のツッコミや冷静に切り替える頭の良さ 、どうやってこの難局を乗り越えるかと思ってたら、、、 これ、絶対シリーズ化してほしい。 続きを読む
投稿日:2023.07.09
bookrokuid
このレビューはネタバレを含みます
なんとなく表紙から中世ヨーロッパで小麦の値段の暴落をめぐり暴動が起きるみたいな話と勝手にイメージしてた(どんな話や?)けど、普通に現代日本のややミステリ寄り?の小説だった。読みやすいけど読み応えが足りねぇ〜 主人公の心の声がめっちゃ普通の人なところはだいぶ好き。
投稿日:2023.06.20
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