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山本悦子 / 講談社 (5件のレビュー)
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祈るくま
マスクフリー活動の仲間に薦められた一冊。 小学校高学年から中高生のマスク依存を心配していた私。 彼女達の心の闇の部分に対してなかなか想像力が働かなかったけれど、この本を読んで少しは理解できたかも。 … マスク依存や不登校の子ども達が抱えているものは様々だけれど、誰かが支えてくれれば、きっと一歩を踏み出す勇気が湧き出てくるのだろうなと思えた。 まだまだマスクが外せない中高生は少なくない。 早くみんなの素敵な笑顔が見たい。 続きを読む
投稿日:2024.04.08
lily
コロナが流行り始めた頃ってこんなだったなって思い出した どんな状況でも、登場する彼らは自分を見つめ、友達と模索しながら中学生活を送っていけそうな気がした
投稿日:2023.08.11
alouette18
そうだった、こんなふうだった、って、読みながら3年前のことを思い出しました。 マスクをしなければならないって言われても売ってないのにどうすればいいの? とか 教室で消しゴムを落としても拾ってあげては…いけない とか ついに○○県にも感染者が とか そのせいで引っ越さなければならなくなったとか 今思うと狂気としか思えないようなことも… 確かにコロナ前から、特に女子中学生にはマスクつけっぱなしの子がけっこういたなあ、ということも思い出しました。 「自業自得なんて人はいない」 「病気なんだから、かかった人が悪いわけじゃない」 コロナを中心にしながらも、いろいろな家族の複雑な事情がさらっと盛り込まれているのはさすがだと思います。 続きを読む
投稿日:2023.04.13
Em
物語の構成がうまいですね。 コロナ禍のはじめ頃はこんな感じだったよね。と昔のことのように感じるけど、たった3年しか経ってない! 市内で初患者が出たときは、あの店の社員だそうなとか街中の人に噂されて大騒…ぎでした。 ああそんなこともあったよね。と言えるときが早く来ますように。続きを読む
投稿日:2023.04.10
finger0217
コロナ禍のなかの中学生の5人、それぞれの視点から語られる5編による物語です。 マスク着用が義務化されたことで周囲にとけこむことができるようになったマスク依存症の子、シングルマザーの家庭で自粛要請の下…で水商売を続ける母をもつ子、不登校だったがコロナでの臨時休校を機にイメージチェンジと再登校を狙う子、家族全員がコロナに感染し一人取り残される子、かたくなにマスクをつけずにフェイスシールドで過ごす子。 それぞれに抱える「悩み」は、決してコロナ禍に特有のものではなく、小学生・中学生という思春期にはよくあるものです。 コロナ禍という異常事態であっても、中学生の悩みは変わりませんし、マスクの義務化や自宅待機などこれまでになかったような事件が起こっても、一つひとつ乗り越えながら成長してゆく様子には勇気づけられます。 これまでのYA作品にはない、「コロナが始まってから不自由な学校生活を余儀なくされた中学生」が主人公なのが、ちょうどいまの中高生の姿をリアルに描き出しているように見えますし、親近感を持って読むことができるのではないかと思います。続きを読む
投稿日:2023.04.03
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