【感想】天邪鬼な皇子と唐の黒猫

渡辺仙州 / TEENS’ ENTERTAINMENT
(4件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • baen2

    baen2

    定省(さだみ) 宇多天皇のこと。時代背景に沿った物語。猫のことも良く描かれてる。猫語(人語)が話せる設定で吾輩は猫であると同じような感じね。平安時代の物語は面白いね。

    投稿日:2024.04.10

  • 冬夜

    冬夜

    ねこ好きのあいだではわりと有名な元祖ねこBloggerこと宇多天皇の日記に出てくる黒猫が主人公で語り手。
    ティーン向けのお話なので文章も読みやすい。
    ねこ社会も大変だなぁ。

    投稿日:2022.07.12

  • 祥

    唐からやってきた人語を介する黒猫と、猫なんて全然すきじゃないんだからね!と言い張る光孝天皇の第七皇子・定省の平安エンタメ。

    定省は実在の人物で後の宇多天皇。私はこの本で、猫のことを褒め散らかしておりながら「親からもらって仕方なく飼っている」というツンデレ日記を遺した人物だと知りました。
    藤原基経や菅原道真など、実在の人物が出てくるし、寝殿造なども出てくるので、国語だけでなく歴史好きも楽しく読めると思います。

    宮中のドロドロとした人間関係と、猫社会の闘争も絡み合い、特に主人公を取り巻く状況は厄介です。人間社会アの方では大人の駆け引き、という所もあるのですが、重たい話かというとそうは感じさせません。テンポの良さと、猫から見た人間社会という、「枠」の外からの視点が入るからでしょうか。
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    投稿日:2022.03.05

  • woody-kenji

    woody-kenji

    NHKラジオの青春アドベンチャーで「文学少年と運命の書」がラジオドラマで流れてずいぶん面白かった。同じ作者の作品ということで読んでみた。
    平安時代を舞台にした唐から渡ってきた人の言葉が分かる猫の物語。
    なんだか吾輩は猫であるの時代設定を変え、少し事件仕立てにしたような語り口。
    それなりに面白かったし、クライマックスの主人公の黒猫のやり取りは思わず笑ってしまった。
    だけれどなんだか読み進まなかったんだよなぁ。
    続きを読む

    投稿日:2020.10.11

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