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マチバリ, 蜂不二子 / ムーンドロップス (1件のレビュー)
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いこ
このレビューはネタバレを含みます
サリヴィアが転生前に恋人から受けていた件、そう簡単には遭遇しないだろうというマニアックな話で、そりゃトラウマにもなるわという。 知らないとは言え、そんな彼女の過去の傷に触れてしまったウルド。 この場合、同意なく押し倒した彼が全面的に悪いのは間違いないのだが、一方で気の毒もあった。 何せ彼、サリヴィアが乙女ゲームで認識していた性格と違ったので。 表面的には合ってるんだけど、内側に押し込めていた本質的な部分は腹黒ではないんだよな。 本気で好きになった子に何とか気持ちを返してもらおうと頑張っているのに(世間の評判と過去の行いがツケとして回ってきて)上手くいかない。 怒らせて喜んでるのも悪いのだが。 好きな子に構って欲しい小学生か。 一部キャラを除き、ウルドも本来の主人公も悪役令嬢もゲームでの設定とは本質がまるで違うキャラ。 この違い、実はこうでしたなひっくり返り方も面白かったお話。 サリヴィアの本来の立場も意外だったし。 乙女ゲームの世界ということで、シナリオの強制力を途中まで疑っていて、ゆえにトラウマの件と併せて足枷になり素直になれなかったサリヴィア、回り道したねえ。 その間「訓練」はしても、一線は越えなかったウルド、やっぱり腹黒ではないな。 多少の罠はあったけど、ちゃんと「待て」できてたし。 サリヴィアがちゃんと素直になれてからは、幸せいっぱいの二人を見られて、こちらもお腹いっぱい。 素直になれず言い合いしていた二人もよかったけど、互いに苦しい時期のあった二人だから、その分ちゃんと幸せになってほしいと思う。 その後のエピソードを見る限り、不要な心配のようではあるが(悪友になっちゃったお子様たちも見たい気がする)
投稿日:2022.10.16
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