【感想】波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (新装版)

今野敏 / ハルキ文庫
(10件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
2
1
5
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 可菜実

    可菜実

    今野敏先生の作品という事で購入した。
    警察小説ではなく海上保安庁特殊救難隊をテーマにされていて珍しかった。
    展開が早く一気に読めた。
    海の男は真っ直ぐにすごい。

    投稿日:2024.04.06

  • yampuru

    yampuru

    海を守る男たちの物語。海の警察とはいうものの、シージャックに巻き込まれた惣領たちがこれといった武器を持たずに犯人たちと対峙する。この窮地をどう切り抜けるのか、ハラハラドキドキの展開。

    惣領たちが乗る「すがなみ」は無線機を壊され、船内の状況を知らせることができないなか、海保の仲間たちがかすかな手がかりから糸を手繰るように惣領たちに一歩一歩近づいてゆき、救出を試みる展開はちょっと引き込まれるものがありました。

    そして惣領の恋人である沙恵子が特救基地で惣領を待ちながら隊員たちと過ごすシーンでは、その男たちの強さ、優しさ、温かさが沙恵子の視線を通して十二分に描かれている部分は、沙恵子にプロポーズした睦木の持つちょっぴり計算高い部分と対比される効果もあって、じんわりと心に響く内容で、事件のスリリングさのなかで、ちょっぴりほっこりできました。
    続きを読む

    投稿日:2021.11.02

  • のあ♪

    のあ♪

    2014/12/25読了。
    「海猿」で有名な、海上保安庁特殊救難隊が活躍する話。
    「海猿」よりずっと前に、これだけスリル満点の話が書かれていたということに、今野敏の凄さを感じる。
    「海猿」って、この本にインスパイアされたの?というぐらい、海猿のストーリーや、ポイントを思い出すところもあるし、先見の明があったのでは。

    でも、何故だか、いつも今野敏の書く文やセリフに違和感がある。
    読みながら、あ、またか…と思ってしまった。
    どこが苦手なのかはっきりしないが、文がとても短くてぶっきらぼうな印象なのと、セリフが、本当にこんな言い方をするかな?と、首を傾げてしまうことが多いせいのような気がする。
    そのあたりが、この作家の本が家にたくさん置いてあるのにかかわらず(家族が気に入っている作家なので)、積極的に読まない理由だと思う。
    続きを読む

    投稿日:2014.12.25

  • eulla

    eulla

    警察小説で有名な今野敏のめずらしい海保小説。
    海上保安庁の特殊救難隊の話。
    漫画「トッキュー!!」、映画「海猿」では特救隊のレスキューがメインに描かれているが、この小説では救助シーンだけでなく、不審船への警戒、覚せい剤発見、さらに船をジャックされるなど過激な場面も描かれている。
    特救隊は創設以来1人も殉職者を出していないので、映画にしろ小説にしろフィクションであっても死者は出さないようにするんだろうかと思うのだがどうなんだろうか。。
    続きを読む

    投稿日:2012.09.25

  • sasse

    sasse

    今では珍しくない海保の活躍を描いた作品。
    だが、それが今野作品となると珍しい。でも期待を裏切らない圧倒的な迫力で描かれています。おすすめです。

    投稿日:2012.09.07

  • メリーさん。(或いは)めぇー。

    メリーさん。(或いは)めぇー。

    ずいぶん前に発表された話みたいですね。
    個人的には人物設定の古臭さ(特に主人公の恋人)が気になった。
    話自体は現在でも起こりうる内容で面白かったけれども。

    投稿日:2012.05.10

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。