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冬森灯, 伊藤絵里子 / ポプラ文庫 (20件のレビュー)
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ともこ
第一話の女性がなんか痛々しくって、 ちょっと読むスピードが遅くなってしまいました。 辛い時期を乗り越えるからこその、 乗り越えた喜びなんだろうけど、 ヘタレなんで、辛い時期が辛すぎて。
投稿日:2023.12.25
にしど
商店街の昔ながらのパン屋さん「ベーカリー•コテン」一家で経営してきたパン屋の未来を背負う悩める三代目和久と、これまた悩みを抱えたお客さんの心あったまるお話が四話詰まっています。 パンは美味しそうだし、…エピソードは微笑ましいあったかい気持ちになる一冊です。 こちらがデビュー作だという著者冬森灯さん、他の作品も読んでみたい。 続きを読む
投稿日:2023.12.04
m.cafe
駒込うらら商店街にある「ベーカリー・コテン」は、家族経営でつないできた昔ながらのパン屋さん。 結婚や就職など、人生の節目にとまどう人たちが「コテン」を訪れ、パンを通じて三代目の店主音羽和久と、常連客と…なった人たちとの縁が深まっていく。 和久が店を継ぐこと、自分のパンを見出すことに迷いながら、前に向かって進んでいく物語。 創業者である和久のじいちゃんの残した言葉が、とても素敵でした。 ノーと言えないのは、弱さじゃなくて強さだ。 断ることは、可能性を断ち切ることになる。だなんて、断るのが苦手な私にとって、とても嬉しく励みになる言葉です。 巻末に載せられていた短編「もうひとつの縁結びカツサンド」は、書簡体で、とても初々しく微笑ましい作品でした。続きを読む
投稿日:2023.11.10
あん
あたたかく、ほんわかとしているけれども、物事に対する姿勢やひたむきな強さもある素敵な登場人物たちの物語でした。
投稿日:2023.09.17
マルプー
商店街の片隅に三代続くパン屋「コテン」。三代目店主の和久と商店街の常連客など訪れる人たちとのパンを通しての機微をほんわか描く短編4話。まごころドーナッツでは真ん中の穴が大切なのです、人の真ん中は心、つ…まり真心と婚約中の彼との関係に悩む女性に解く和久。この話が一番残った。占い師の魔縫さんが凄く印象的。カレーパン、コロネ、表題作の縁結びカツサンドと食欲をそそる美味しそうなパンが出てきた。そう言えば、やはり大手メーカーの菓子パンよりベーカリーのパンの方が美味しそうだといつもどれにしようか迷ってしまう。続きを読む
投稿日:2023.09.11
tatsuki
小さなパン屋を中心に、商店街の息づかいが聞こえてくるほっこりとした時間と余韻。 寝る前やカフェで読むといいかも。
投稿日:2023.08.08
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