【感想】エモい古語辞典

堀越英美, 海島千本 / 朝日出版社
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 東京工芸大学 図書館

    東京工芸大学 図書館

    小説や歌詞の中にある
    「この言い回しかっこいい!…けど意味がわかんない」
    を無くしてくれる一冊です!
    言葉を知って「エモい表現」してみませんか?

    アニメーション学科1年

    投稿日:2023.12.13

  • Minmo

    Minmo

    エモいってなんやねんと思いつつ、乙女な表紙に戦慄を覚えながら、おっさんは本書を入手した。一読なるほど、エモいのである。

    「好きなキャラをエモく表現するために、感受性を爆上げしたい! 」そんな声に応えるべく、本書は編まれたという。「エモい」は現代人の専売特許ではない。「あはれ」や「をかし」がそれに当たる。そう思ってみてみると、古語はエモい言葉の宝庫である。

    本書は、天文、自然、人生、物語、言葉のパートに分かれて構成され、文字通り辞典としてエモい言葉が例文とともに列挙される。誰そ彼時、雀色時、うそうそ時、天が紅…夕暮れを表すだけでもいくつもの言葉がある。なんと日本語は豊かなことかと感心する。

    「小説、マンガ、歌詞などの創作活動全般に」、「アイデア集として」などと謳われた本書。確かにマンガやアニメ、どこかで見たような単語もちらほら。ネタはこれか、なんて楽しみ方もできる。古典好きな方、感受性を爆上げしたい方へオススメいたします。
    続きを読む

    投稿日:2023.06.16

  • りえぽん

    りえぽん

    タイトルそのまま、今で言うところの「エモい」に通じる古語の辞典。
    ラノベなんかを読んでいると、意外と難しい言葉が出てきてすごいなぁと感心するのだが、この本に収録されていることばも、知らないものがたくさん。
    なんなら漢字も、読めない・書けないものがたくさん。
    昔も今も「エモさ」をことばで表現しようとする「ひとの心」に、とっても「エモさ」を感じる私なのでした。
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    投稿日:2023.04.09

  • 香月

    香月


    1.おすすめする人
    →切ない、エモい気持ちになりたい
     普段の表現の一つ上の段階へ

    2.内容
    →エモい古語辞典。その名の通り。
     綺麗で品があって情緒ある言葉を集めた本。
     使い方は難しいとは思うけど、
     知っているだけで素敵な自分になれる気がする。
     勉強にもなるし、儚くも切ない気持ちになれる。
    続きを読む

    投稿日:2023.03.29

  • hana-usagi17

    hana-usagi17

    改めて昔の言葉を紹介されると、使ってみたい表現がたくさん。ほんとに辞典の形式になってるので、手元に置いて必要な時に調べたい感じ。

    投稿日:2023.03.17

  • mato

    mato

    エモいとあはれがほとんど同じニュアンスというのに、ちょっとびっくりしました。
    源氏物語から、私たちの好む感覚って変わっていないのかもしれません。

    仄暗い夕暮れ、
    風に吹かれる木々、
    煌めく星、
    雲からそっとのぞくお月様。

    言葉を通して、昔の人たちがエモいと感じてきたものを、私たちも感じ取ることができます。

    あーなんかこれ、ことばにできないけど、
    こういう感じいいよね!
    という漠然とした感覚も、
    実はこの辞典に、一言で表されています。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.25

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