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村上康成 / 講談社の創作絵本 (7件のレビュー)
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ナミ
こどもが世界に出ていくとき、ぶつかったり出会ったり飛ばされたりいろいろな経験が待っているんだろうなーと感じさせる1冊。冒険をして成長をして最後は無事に戻ってきてねと思う。
投稿日:2023.12.03
司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
自然の大きさ、生き物たちの生き生きとした姿を描き続ける、村上康成さんの渾身作! モモンガのもんじろうと一緒に大空を飛んでいるような爽快感が広がります。 もんじろうは、ひとりぼっちのモモンガ。 まだ空…を飛んだことがありません。 木の枝の先、とびたいけれど、ドキドキ、ドキドキ。 でも、ふいに風がもんじろうを押したもんだから、 もんじろうは夜のやみに向かって飛んでしまいました。 ヒュル~。 バン! はて、着地したのはどこだった? もんじろう、ドキドキの冒険飛行がはじまります。続きを読む
投稿日:2023.03.27
Tatsuo-y
デフォルメされた絵がとても可愛らしい絵本。ももんがのもんじろうの新しい旅立ちが、鮮やかな1日の移り変わりとともに描かれていて背景の色合いが印象に残ります。
投稿日:2022.01.10
haniwabon
作家さんは岐阜県出身、自然派アーティストだそうです。ももんがのもんじろうがかわいい! せけんしらずのもんじろう。家族の代わりにすぎの木がせなかを押します。だけど、やっぱりちょっと心配。早く上手にとべる…ようになるといいね。続きを読む
投稿日:2018.07.29
coruri
このレビューはネタバレを含みます
村上康成さん特有の、絵の具をベタ塗りしたようなタッチで描かれる絵が特徴の絵本です。主人公・ももんがのもんじろうの愛らしい表情や自然界の動物たちの姿が、単純化されつつも特徴を捉えて描かれていて、子供の視線を捉えるように感じます。 まだ、住処の杉の木から飛んだことのない、子供のももんが・もんじろう。 家族が留守の夜、杉の木と風の応援で、初めて夜の空を飛び、色々な動物たちに出会います。動物たちはそれぞれに、もんじろうを空の旅の続きへと促し、翌朝、もんじろうは無事に杉の木に帰ってきます。それまでは、初めて見る「世間」に恐怖を感じていたもんじろうですが、一夜の冒険を経験した後、杉の木から改めて見る世間に、自分もこの世界で生きていくのだと、心が奮い立ち、その夜からは、誰に後押しされるでもなく、自らの意思で杉の木から飛び立つ、というお話です。 文章は、ひらがなとカタカナで構成されていて、カタカナにふりがなはありません。 文章量は少ないですが、熊のセリフの「くまった」や鹿に「しかられた」とか、鴨のセリフ「おもいかも」、真鯉の「さあ、こい」、「きがきでなかった」杉の木など、音遊びとしてのシャレが分からないと、この本の面白さが十分に味わえないように思います。成長してから読み直して、「あ!こんなシャレが隠されていたのか!」と気付く面白さもあるかもしれません。 【参考】読み聞かせ:2歳0ヶ月
投稿日:2017.07.04
34coro
モモンガが好きでモモンガの新作絵本ってなれば読みたくなった次第。 うまく飛べないモモンガっていう話は他でもみるけど、落ちたとこにダジャレがきいてるのがくまったもんだ! 魚やカワセミなどのイメージ強いけ…ど、村上さんの描くモモンガは特に可愛くて好き。続きを読む
投稿日:2015.05.16
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