【感想】高度に発達した医学は魔法と区別がつかない(4)

瀧下信英, 津田彷徨 / モーニング・ツー
(1件のレビュー)

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ブクログレビュー

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  • かわうそ

    かわうそ

    このレビューはネタバレを含みます

    病院の開設に向けて動いていく。
    主人公も手持ちの道具だけではジリ貧と危機感を抱いているよう。

    殺菌用のエタノール、全身麻酔薬の目処が立ちそうなフラグが。

    人間国側は何やら物騒な企みしてるようで。
    まずは幹部の1人を強行偵察に向かわせる。
    生死は問わずって言ってるしなぁ。
    悪どいのがぬぐえん。

    メスの材料の精霊銀を取りに竜族の背に乗って、廃坑となって捨てられた鉱山都市へ向かう。
    まだ利用できる鉱山みたいなのに、なんで捨てられたかはまだよく分からないけれど。

    行ってる間に、冒頭でチラリと話が出てた症状の人(ドワーフ)が、悪化して倒れる。
    虫垂炎、いわゆる盲腸である。

    鉱山都市に行ってる最中なので主人公不在。
    治療魔術師のサイアがその間、治療を行う。
    未熟な故にか、この世界の治療魔術師で今のところ唯一の良心になっている。
    使用できる浄化魔法で殺菌めいたことができるようだが、限界があるようで…。

    他のものが急ぎ、主人公を呼びに行く。

    後半は、その虫垂炎の切開手術となる。
    試しにこの世界の全身麻酔の様なもの(アイテール)を使う運びとなるものの、やはり手持ちの道具が多い。
    …やはり四次元カバンである。

    取ってきた精霊銀と炎で、すぐさま滅菌されたメスを用意してしまうのは流石というかトンデモと言うか。

    特に、全身麻酔のアイテールを際立たせるためか、他の部分麻酔とかの描写が丁寧。

    手術中で引き。

    ややご都合展開があるものの、この世界のもので医療道具を揃えていこうと言うのは好感が持てる。

    刺客の人は何するつもりなのか不穏。

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    投稿日:2023.10.31

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