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峰守ひろかず / ポプラ文庫ピュアフル (3件のレビュー)
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mui-mui
シリーズ化しましたね。平安末期で化物退治の英雄と陰陽師ですが、ファンタジーではなく現実味のあるお話なのが私は好きです。実際、化物とか陰陽術なんかはこんな感じだったんじゃないか、とも思えますね。
投稿日:2023.01.31
ロカ
このレビューはネタバレを含みます
時代と共に妖怪も変わっていく。 あのゴジラですら、宮田登氏(民俗学者、残念なことに早逝)の言葉では妖怪なのだから。 その妖怪が造られた時代に居合わせしまった、安倍晴明と源氏頼光の五代目たち。 幽霊の正体見たり 彼尾花 ではないけれど、怪異に現実的に向き合うのはいいなぁ。 書いていただけたら、続きを読みたいですね(^^)
投稿日:2023.01.23
いこ
1巻のラストでそれぞれの道を歩み出した3人がまた集結することになるとは! タイトルから頼政と泰親の再会は容易に想像ついたけれども、そこに玉藻も合流したのには本当に驚いた。 1巻もこの3人でわいわい事件を解決していくのが楽しかったので。 『平家物語』で有名な人たちも登場の2巻。 道具のもののけである(それでいて当時にはその考え方がなかった)付喪神の話や、安珍清姫の話など、とにかく有名な人物やエピソードが盛りだくさんの話で、個人的にかなりテンションが上がった。 付喪神の話はオチが2段階だったのも興味深かった。 頼政にはロマンスのお話も。 登場した方は、実際に妻として語られる方だったのか。 (調べて、その後の頼政公の話も同時に知って落ち込んだのは蛇足エピソード) 諸事情ですれ違いそうになったけれど、何だかんだでうまくいっているようでよかった。 玉藻がその空気に耐えられず泰親を置いて去ろうとするほど、2人の世界に入っておられたので。 趣味も合いますからなあ。 巨大生物に天かける狗こと「天狗」(羽があったり光って流れるものだったり)などなど、前述通りエピソード盛りだくさんで読み応えたっぷりの2巻でした。 ただラストがやっぱりその展開か……と寂しくもあったが。 多少予想はついていたけれども、直前の火事に持って行かれていたので。 受け身が取れなかった……
投稿日:2023.01.12
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