【感想】アジア神学講義 グローバル化するコンテクストの神学

森本あんり / 創文社オンデマンド叢書
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • toku

    toku

    本書はあんり森本氏がプリンストン神学校で行った講義が元になっている。その授業の実際の様子が、序章の中で描かれていて、臨場感を感じることができる。
    森本氏は、東アジアの文脈に沿った神学を現代の視点で捉えなおそうとしている。このような神学は、従来ローザンヌ以来福音派が得意としてきたコンステクスチャリゼーションの神学の目指すところに近い。氏はアンドルー・パク、C.S.ソン、小山晃祐、ジュン・ユン・リーという4人の神学者に絞って紹介し、最後に氏自身による総括がなされている。三位一体論など伝統的神学の根本さえも問い直そうとする試みは野心的ではあるが、かなり慎重になるべきではないかと思われる。それにしても取り上げている4人の「アジア神学者」がみな欧米を拠点としていることが興味深い。続きを読む

    投稿日:2006.10.05

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