【感想】ろうと手話 ──やさしい日本語がひらく未来

吉開章 / 筑摩選書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • もん

    もん

    一通り学ぶには簡潔で分かりやすい。他本のまとめのよう。 著者は日本語教育の立場から向き合い方が外国人と同じと、ろう者へ向けての視点を紹介した講演が当初の認識、そこから、やさしい日本語の活動と中途失聴を含む視覚障害者のことが繋がったそうだ。

    歴史的なことから、ろう文化、ろう教育、言語としての手話と幅広くまとめられて読みやすい。
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    投稿日:2022.12.04

  • k.yamada Book 100

    k.yamada Book 100

    12/100
    「手話って、日本語を手で表現してるんですか?」「ろう者なら、みんな手話を使えるんですよね?」
    手話は日本語とは別の言語であり、ろう教育に於いては長く手話が禁止されていました。
    手話にも、対応する社会実現に向けた活動への協力を呼びかける一冊
    「日本語教育」と「やさしい日本語」という新たな視点で未来を切りひらく
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    投稿日:2022.02.20

  • winghighbridge

    winghighbridge

    初めはろう者の世界に詳しい方が論じている本かと思いきや、むしろろうの世界にはあまり縁のなかった方が書かれているというところに関心を持ちました。手話学習者ですら悩む、日本手話と日本語対応手話の議論。そして時として起こる議論の背景などを解説してくれた上で、「やさしい日本語」の活動を続けられている視点から、ろうの世界に提言をされている姿勢に共感致しました。この本を手に取られた関係者が、批判等に終始することなく、より前向きな議論を行う事でよりろうの子どもたちが活躍しやすい世の中になればよいなと思いながら読みました。もちろん、せっかくの提言。今後の自分の考えとあわせて、自分からも発信できるように普段から考えて、できればろう者の方とも議論していきたいです。続きを読む

    投稿日:2022.01.22

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