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マイケル・ロボサム, 田辺千幸 / 二見文庫ザ・ミステリ・コレクション (9件のレビュー)
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yanishmagic
カテゴリー上はミステリーとしたが、ただハラハラドキドキのミステリー というレベルは越えている Robothamの著作はこれで3作目だけど、何かしら強く訴えてくるものがあると感じる 高齢者になったことも…あり、つくづく健康・家族・友人 こういうことの当たり前っぽいが、かなり貴重なものであることが、しみじみ伝わってくる著作 天使シリーズでは基本的に一人称×2というスタイルだけど、この誠実な嘘から思い切って始めた方法論のようです とても効果的続きを読む
投稿日:2023.11.01
小野不一
750ページを超える大冊である。はっきり言おう。長すぎる。文章を書くことに酔い痴れているような印象すら受けた。「中盤からノンストップ」というamazonレビューに騙された。700ページ近くで読むのをや…めた。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2023/08/26/131355続きを読む
投稿日:2023.08.26
fattycatlover
このレビューはネタバレを含みます
「天使と嘘」と同じ作者だったので。 「誠実な嘘」というタイトルはぴんとこない。 原題の「The Secrets She Keeps」の方がしっくりくる。 主人公(多分)アガサが嘘つきなのはその通りだが、 secretsという方が内容にはふさわしい。 それは、罪を犯したアガサが悪人に描かれていないせいだろう。 また、途中までアガサの妊娠に疑問を抱かせない、 ストーリー展開のうまさもある。 もう一人の秘密を抱えた妊婦メグの方も、 夫との夫婦関係、 とくに子供がさらわれてからの心理、 関係の修復への気持ちの変化は目が離せない。 全体的には面白かったが、 心理学者サイラスが登場するものの「探偵」要素があまり強くないのが、 少しだけ物足りない。
投稿日:2023.08.24
Kazuko Ohta
京極夏彦も顔負けの750頁余、ぴったりのブックカバーは無いし、頁を開いて持っている手も辛い厚さ。いや、京極さんはもっと分厚いか。 序盤はアガサの目的がわからず、単にメグに憧れているのかと思う。そのうち少し印象が変わり、今村夏子の『むらさきのスカートの女』に登場する黄色いカーディガンの女のような存在を想像。そういうことかとわかる頃には不気味さが募り、時折聞こえる闇の声に多重人格者を疑ったりも。 誰のための秘密か。誰のための嘘か。タイトルが意味するところはイマイチ私にはピンと来ません。読み応えはあるけれど、不穏。
投稿日:2023.01.31
kazha
CL 2021.11.6-2021.11.11 アガサが子どもの頃から不幸すぎて辛くなる。 そもそも教会の長老に妊娠させられた時に大人が正しい対処をしていたら違った人生になったろうに。 せっかく結婚しても子どもが死んでしまったことで別れることになり、その後の人生が決まったんだろうな。 子どもを望んでも授からない話は辛くなる。 こっちのサイラス・ヘイヴンのほうが断然魅力的。
投稿日:2021.11.06
yoshi1004
始めは妊婦さん同士の交流かと思いきや、意表を突く展開に、ドキドキしながらも読む手が止まらず755ページもあっと言う間に読み終えた。 アガサとメガンの二人が交互に語る形式なのでお互いの気持ちがよりリアル…に響き、異常で破綻して行く心理状態が怖かった。邦題より原題の「彼女が抱える秘密」と言う方がしっくりくる。続きを読む
投稿日:2021.09.13
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