【感想】植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?

稲垣栄洋 / ちくまQブックス
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • より

    より

    図書館で。
    被子植物と裸子植物の違いとか、なるほどなぁと思う事が多くて面白かったです。葉が固い植物がケイ素とかを取り込んでいるってのも面白かった。ナルホドそれは手を切るよなぁ。
    知っていそうで知らなかったことをわかりやすく教えてもらって面白かったです。他のシリーズも読んでみようかな。続きを読む

    投稿日:2024.03.31

  • ウメモモサクラ

    ウメモモサクラ

    高校生の頃出会いたかった本。生物を丸暗記ではなく理屈を知って理解できる本でした。
    「生物は、必要のない個性は持ちません。」が凄く納得させられた。

    投稿日:2023.12.26

  • honmusubi

    honmusubi

    植物の進化について、わかりやすい喩えを用いて説明している。

    植物が生き残るための工夫、進化が興味深かった。
    スピード重視の単子葉(平行脈) 草が進化形
    確実性重視の双子葉(網状脈)

    印象に残ったのは、以下の部分。
    「自然界では、自分勝手に振る舞った結果、皆が得をするようになっている 」

    「植物にとっての強さとは、種類がたくさんあること。」

    喩えが多いが、筆者がいうように、かえってわかりにくいものもあった。

    植物の生き残り戦略の話を通じて、子供たちに多様性、個性の大切さを訴えているように感じた。
    続きを読む

    投稿日:2023.10.11

  • 名無し

    名無し

    このレビューはネタバレを含みます

    90ページくらいの薄い本だが中身はなかなかディープ
    単純だけれどスピード戦略を取った単子葉植物
    葉脈や根、維管束
    被子植物は道管、裸子植物は仮道管=凍結に強い
    タイガは裸子植物の森
    蜂を呼ぶには蜜が必要、虻(アブ)はお手軽
    黄色い花に引かれるからタンポポは黄色
    ジュラ紀に裸子植物から被子植物が生まれる
    双子葉植物は木か草になる
    単子葉植物は草のみ、成長早いファストフード
    木から草に進化した

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.22

  • mm

    mm

    本文は88pですぐ読みおわる分量。語り掛け調で雑談も多いので、好みの分かれるところかもしれないが、切り口と内容は興味深い。しかし雑談が多い。こんなに話題が飛んで、子どもたちはついていけるのだろうか。雑談しか記憶に残っていないということにならないか不安がある。通読してもらうことに成功すれば、よい読後感を得ると思われる。続きを読む

    投稿日:2023.05.10

  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    「勇気づけられる、植物たちの話。
    生き残りをかけた、植物の進化を見つめると、「強さ」の基準や勝負の方法は無限にあることがわかる。勇気づけられる、植物たちの話。」

    著者:稲垣栄洋(いながき・ひでひろ)
    1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院農学研究科修了。静岡大学大学院教授。農業研究に携わるかたわら、雑草や昆虫など身近な生き物に関する著述や講演を行っている。著書に『植物はなぜ動かないのかー弱くて強い植物のはなし』『雑草はなぜそこに生えているのか』『イネという不思議な植物』『はずれものが進化を作る』 (以上ちくまプリマー新書)他著書多数。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.13

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