【感想】ＳＵＰＥＲＭＡＮ　ｖｓ飯　スーパーマンのひとり飯（２）

このレビューはネタバレを含みます

　スーパーマンの日本でランチストーリー第二巻では、DCヒーローとの共演がますます盛んになっている。

　クリプトン星の父さん（ホログラム）に○スバーガーのライスバーガーを見せびらかすところから始まり、ザ・フラッシュと日本のファストフード「UDON」を食べに行き。
　レックス・ルーサーのインスタに対抗して餃子の玉将でジャストサイズ小皿９皿の映え写真を撮ったり、ワンダーウーマンにはパスタの五左衛門で「女子にパスタとか思ってんじゃない？」と内心思われてたり。
　サイボーグとの松（っつん）屋などなど、楽しいヒーロー生活を送っている印象だ。
　その一方で、ヒーローならではの悩みを壱蘭での一人ラーメンで解消するような様子も描かれている。

　注目すべきは、新聞社での同僚であるロイスとのサイゼリヤンでの食事だろう。
　彼女との関係は次巻、大きく進展する模様であり、今回の彼女との一幕などはひと繋ぎの物語なのかもしれない。
　壱蘭に足を運んだのもまた彼女の行動が絡んでいる。伏線っぽいと言えば伏線っぽい。

　今回も楽しませていただいた。
　どうしてもこの作品はDCコミックへの理解度で評価が変わる印象で、詳しくない自分にとっては星４～４個半が限界になる面がある。
　今回はサイゼリスペクトの間違い探しなんて遊び心に敬意を表し、星五つ程度と評価している。
　こういう遊びは本当に楽しいので、良いぞもっとやれの類である。
　ただ、願わくば次回からは（ネット上での公開で構わないので）正解を掲示いただければと思う。
　あと３個、見つからないんです……。難易度までリスペクトしてあるから本当に難しい……。

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