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魚住直子, 植田真 / teens’ best selections (31件のレビュー)
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うみうし
動物が出てくる寓話のような世界観と文体で、優しく気づきを与えてくれる良著です。短編集の形で小学校高学年ぐらいから読めそう。分類は児童書だけど、大人にも贈り物に良いんじゃないかな。
投稿日:2024.02.20
サクラサク
このレビューはネタバレを含みます
ちょっと心が疲れた時に読むといいと思う。 特に、最初の『べっぴんさん』がいいなぁ。最初の違和感は、納得。チドリさん色々あったのねぇ。 『ショートカット』おサルの坊やも、印象に残るなぁ。 アメンボやアオダイショウと鯉と、ライオンとクマが主人公?のお話。 動物たちと人間が少しコラボするちょっと深い、優しいお話が多かった。
投稿日:2023.10.07
SAKURA
「死ぬのは今でもこわいけど、死んでるみたいに生きるんだったら、意味がないと思ったんだ」(132ページ) 七つの動物が、 それぞれの存在意義を見い出していく短編集。
投稿日:2020.08.04
mofu
寓話のような短編集。 動物達の姿を通して「生きること」のしんどさを思うと同時に、「生きること」について深く考えさせられる。 どのお話も文体はとても優しいのに内容は生と死に関するもので切ない。けれどラストは気持ちを軽やかにさせてくれるものが多い。 特に『アメンボリース』『朝の花火』が好き。 飛ぶことを諦めた鳥もいれば、人間に憧れるサルだっている。 生き物を殺すことに快感を覚える「ころしや」のアオダイショウだって温かな気持ちを知る瞬間に出会い、腹を空かせて死にそうだったライオンも生きる勇気を貰う。 「死んでるみたいに生きるんだったら、意味がない」 怖がりの子グマが一生懸命考えて出した答えが心に残る。 「生きること」の意味を穏やかに問われた作品集だった。
投稿日:2018.06.15
miz300
紹介文に、動物たちが「生」に真摯に向き合う7編、とありました。我々は生きるのを忘れているのかもしれない。どれも短い話で、簡単に読めるので、小中学生におすすめです。まとまった時間が取れない大人にもおすす…めです。 べっぴんさん(☆5) ショートカット(☆3) アメンボリース(☆4) 朝の花火(☆5) そらの青は(☆5) 光る地平線(☆5) クマのあたりまえ(☆5)続きを読む
投稿日:2018.03.06
海(カイ)
【図書館】不思議な世界の心温まるお話でした。あれ?この本、文庫で持ってたかも。ん?本屋で見たけど、買わなかったんだっけ?でも、まぁ単行本で読了。
投稿日:2018.01.26
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