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樹木希林, 内田也哉子 / ポプラ社 (23件のレビュー)
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advicekiyomidosu
令和元年に書かれたこの本。 9月1日、自殺というあまりに悲しい決断をする少年少女の数が一年中で一番多い日。 その日に際して、死期迫る樹木希林さんが「どうか死なないで」と発した言葉に。娘、也哉子がバトン…を渡されたと感じ、引きこもりや不登校に関心を寄せることになった。 母娘二代で関わることになった不登校。 どうしても学校に行けなくなった子供たち。 いろいろな立場の人物たちとの対談集。 『生きる』ということに対して真摯に向き合う対談集。 ぜひ広く読んでもらいたい。続きを読む
投稿日:2024.02.02
たけのこ
図書館で偶然手にした一冊。 今を生きる人全てに読んでほしい一冊。 樹木希林さんの、もったいない精神、娘の内田也哉子さんが当事者と関わる方々に問うインタビュー形式。 志村季世恵氏との対談が特に心に響きま…した。 不登校児に関わる人には特に心に響くし、現在でも不登校に対して理解を得られない社会が続いてるので、全ての人に読んでほしい。 他人事では無い世の中だよ。 良書。続きを読む
投稿日:2024.02.01
MISHIMA Yukino
コロナ禍で学びの多様性(学校に行かなくてもいい)は少し進んだように思えるけど、まだまだ日本では学校に行くというコースに乗らない学び方があまり許されていない。「ハッチ」がたくさんある世の中にしたいな。
投稿日:2022.11.05
rico6mcn
タイトルだけ見て親子の生活のバトンかと想像していた。それは違った。不登校から自ら死を選ぶこどもたちを案ずるバトンだった。いじめられた昔の自分と親の関係、いまの自分と自分の子供との関係を考えながら読み進…め、気づきが多くあった。続きを読む
投稿日:2022.09.07
Kanako
話題の本。 対談形式で樹木希林さんと娘の也哉子さんがおりなす「不登校」について。 もっと言うなら、不登校が原因で命を絶ってしまうほど追い詰められいく若い命たち 。 なぜ、9月1日なのか。 なぜ、樹木希…林さんが不登校の子どもたちの問題にこれほどまで向き合い、その意志を也哉子さんが今受け取って立っているのか。 重く深い内容だけど、也哉子さんの口調や話し方が文面からちやんと声で伝わってきた。 後半はざっと読んでしまうとこもあったけど、教育関係者や不登校に悩みを持つ本人の親、にとって良い本だと思う。 私は不登校経験もなければ全然そんなことと縁がなかったが、振り返るといじめのようなことってもしかしたら誰もが通っていく(悪口や無視など)道かもしれないし。自分もあった。 誰もが、"その"可能性があったんだー。 そうやって読み進めていった続きを読む
投稿日:2022.06.12
まいこ
樹木希林さんの本を読んでみたくて、たまたま手にした本だったのですが、まじめに本を読み考える体験となりました。出てくる対談すべて、すばらしかった。今、不登校のことを考えるつもりもなかったのに、どんどん考…えさせられ、私の子どもたちがいつか悩んだときに、そっと差し出せるヒントを与えてもらったかんじ。きっと自分で悩んで抜け出すしかないけど、色んなハッチがあって、人とか環境がちょっと変わるだけで、世界の広さを感じられ、新しくなるんだってことを見つける手助けができたらいいなと思う。 -学校に行かない時間は、発酵させる時間。今この時を、やがて自分の大切な経験にできるようになる。 -大人も自分のための30秒をつくること。わたしのためにカーテンを開けて、深呼吸し、気持ちのいい景色をプレゼントする。まず親が感じる心を取り戻すこと。 志村季世恵さん。東京シューレ。不登校新聞。続きを読む
投稿日:2021.09.25
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