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榛名丼, 雲屋ゆきお / Celicaノベルス (2件のレビュー)
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いこ
このレビューはネタバレを含みます
前作で、妹が今後何かやらかしても、彼女にできることはしれているので大丈夫だろうと予想していたら、案の定。 ただ彼女にも少し同情できる部分が出てきてしまったことは誤算だった。 無論、それで今までやらかしたことが帳消しになる訳ではなく、許す許せない議論を持ち出すならば、やはり許せないが、ただのお馬鹿で頭の弱い駄目キャラに成り下がらずに済ませたのには、本当に驚いた。 ルイゼが彼女と対峙したシーンは壮大な姉妹喧嘩のようにも見えたし。 (ただあの展開は初読時大変混乱した……どういうことなの、これ) ただ悪役が排除されて、主人公が幸せな結婚をして終了、という安直な話にならないのだ。 第一章完結という立ち位置の2巻。 ルイゼがようやく妹や父親との確執に決着をつけ、自身の恋心にも答えを出せたことは喜ばしい。 ただルイゼはどこまでも真面目さんなので、家族の不始末を理由に、恋心は受け入れても、すぐ結婚まではよしとしなかった。 前述通り、安直なハッピーエンドにはならない。 王子としては、またお預けを食らう展開になってしまったが、結婚の約束は取り付けられたので、よかったのかな。 一応は思いが届いてよかった。 書き下ろし番外編は、幼い頃の二人のほっこりエピソードと、ルイゼの有能さと愛されっぷりが分かる魔道具研究所のお話の2編。 特に後者は、本編中ではつい流しがちな魔道具研究所の濃い面子の改めての自己紹介編も兼ねているので、興味深かった。 改めて読むと、本当に個性的な面子で……挿絵もあるのでご尊顔も拝める豪華仕様だった。
投稿日:2022.02.20
lovenovels
妹の身代わりをしていたことで誤解されて、居場所も失ったルイゼ。ルキウスと出会ったことで状況は改善されたけれど、それでも誤解が完全に解けた訳ではないのが悲しい。優秀だし優しい人なのに、何故こんな辛い思い…をしなきゃいけないのか。と。それでも大好きな魔導具を扱える今は、ルイゼが楽しそうで嬉しくなる。ルキウスと一緒にいるときの楽しそうなところや、戸惑ったりしているところももっと見たくなった。ルキウスの全く隠す気のない好意も楽しかった。続きを読む
投稿日:2022.01.23
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