【感想】余命一年、男をかう

吉川トリコ / 講談社
(177件のレビュー)

総合評価:

平均 3.6
24
67
52
10
7

ブクログレビュー

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  • haji07-2024

    haji07-2024

    04月-01。3.5点。
    地味な40歳OL、節約生活で20歳の時にマンション購入。がん検診で余命一年と突然宣告され。。。

    全くもって地味な主人公が、10歳以上年下のホストと絡む。終盤、やっぱりなと思いつつも面白かった。続きを読む

    投稿日:2024.04.02

  • ぶっくぶく

    ぶっくぶく

    山本文緒さんの闘病日記である「無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記」の中で紹介されていた本というきっかけで読んでみました。
    昨年末、義父を癌で亡くしてかなぜか縁あって癌に関する本をフィクション、ノンフィクションともに読む機会が増えています。

    なかなかぶっ飛んでいる主人公ですが、芯が通っているので(笑)、嫌な気持ちにはならずに読めます。不器用な主人公と周りの人たち…お節介なところとか、こんな人いるいると思いながらスラスラと読み進めました。当然ですが人それぞれ色んな事情を抱えていて、それでも一生懸命生きている人たちのお話です。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.18

  • ortieortie

    ortieortie

    図書館でふと見つけて手にとってみたはじめましての作家さん。
    ゆるーく読みはじめたが面白くて一気読み。
    主人公の死生観や自分の始末は自分でつけたい、人にうまく頼れないそんなところに共感してしまう。
    主人公の唯は子宮がんで余命宣告される。お涙ちょうだいの闘病ものではなく、余命宣告されることで「もう生きなくていいんだ」と安堵する主人公。
    主人公の誰かに頼りたくない、弱音を吐きたくない、自分の始末はできる限り自分でつけたい、そんな頑なさが生きづらさつながっている。「人を頼ること、頼られること」「人に甘えること、甘えられること」ができるようになっていく過程に前向きになれる。ふと、生きていくのはしんどいなぁってそんなふうに思う時に、前向きになれる1冊。
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    投稿日:2024.03.05

  • 秘 密

    秘 密

    このレビューはネタバレを含みます

    前半は笑えるところがたくさんあったけど後半はずっとリューーマーー!ってなってた…生山課長の気持ち悪さといったら…(2023.12.)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.15

  • りん

    りん

    このレビューはネタバレを含みます

    おもしろかった一気に読んだ。唯の死生観にめちゃくちゃ共感してフレーズ保存しまくり。わたしの生きるのめんどくさいはこれだわ。

    なんかエッセイだと思い込んで読み始めたけどさすがに小説だった。

    お金で買うにしても、自分が死んだ後の瀬名のこと考えてない点がめちゃくちゃ傲慢だなって思いながら読んでたし、本当に死にたければ結婚しないで1人で金使って暮らしてくよなあ〜。

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    投稿日:2024.02.03

  • rotas

    rotas

    吉川トリコの余命一年、男をかうを読みました。
    主人公はアラフォーの事務員の唯。趣味は節約と貯蓄。
    爪の先に灯りを灯すように節約をして老後に備えています。
    病院に診察に行ったらまさかの癌。
    余命一年と言われます。
    ホールで支払いを待っていたら頭がピンクの見知らぬホストに、金を貸してくれて言われてカードを渡してしまいます。
    ホストの父親の入院費70万。
    そのお金でホストを買いました。
    なかなか面白かったです。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.02

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