【感想】家康、死す(上)

宮本昌孝 / 講談社文庫
(5件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • まきを

    まきを

    井伊直政のことが知りたくて家康の本を読みたくなった。内容もわからず購入。
    序盤、いきなり家康が殺されるところから始まるからびっくり。
    主人公は家康の側近、次郎三郎。
    物語が動き出してからはどんどんよんでしまった。続きを読む

    投稿日:2018.04.30

  • Kぶんこ

    Kぶんこ

    面白く読めた。歴史を題材にしたエンターテーメントと言うのだろうか。世良田二郎三郎について知りたくなった。

    投稿日:2015.05.30

  • gocci

    gocci

    タイトル通り徳川家康が死ぬところから始まる
    隆慶一郎先生の「影武者徳川家康」と登場人物が被る作品。
    ストーリー自体は、世良田二郎三郎が側近
    そしてお館様である徳川家康。
    暗殺された家康には実は瓜二つの恵最というお坊さん(顔を隠して生きてきた)がいた…というあらすじ。
    色んな登場人物がいて、徳川家康に忠義心溢れる者や
    恵最をお館様としてのし上げたい者。
    それぞれの思惑が交錯する、なんだか歴史ミステリーな感じ。
    とりあえず非常に読みやすくサクサク読める内容。難しくなく、気軽に読める小説なんじゃないかなと思う。
    さて、今後どうなるのかは期待大。
    続きを読む

    投稿日:2014.03.01

  • ohsui

    ohsui

    家康の影武者&世良田二郎三郎との粗筋で購入。
    宮本さんは何気にお初だったりします。

    大筋は、三河統一後に家康が暗殺されてしまい、
    “たまたま”同じ領内にいた恵最という坊主が影武者になる、、

    のですが、死んだ家康と同じ日に生まれているとか、
    出家していた割には武芸に通じているとか、なんとも胡散臭く。

    実は二人は同日の生まれで取り換えられていたとかなんとか、
    いろいろと事情が交錯し始めて、一種ミステリーのようにも。

    主人公は世良田二郎三郎という、徳川家股肱の家臣。
    が、彼にもとある出生の秘密が絡んでいたりと、これまた謎が。

    “最初”の家康を暗殺したのはさて、誰になるのでしょうか。
    それは、家康の死で一番得をした人物ですが、、それは?

    物語は、家康の三河統一後から、三方ヶ原、長篠と、武田との戦いを経て、
    暗殺された家康の長子、信康が割腹するところまでが描かれています。

    史実で見れば、信長の嫉妬から切腹に至ったともいわれていますが、
    こちらの物語では、信康に嫉妬する人物が異なっています。

    この辺りが外連味たっぷりと描かれているのが、面白く。

    なお、徳川家康の影武者に関するネタは諸説あり、
    趣味嗜好のあまりの変わり様からも指摘されています。

    三河時代、信長旗下時代、そして関ヶ原以降で、、
    それぞれが別人だったのではないかと話もあったりも。

    個人的には、関ヶ原以降を題材にしたもので、先日ドラマにもなった、
    隆慶一郎さんの『影武者徳川家康』が印象的だったりします。

    こちら、隆さんの言う“道々の輩”のエッセンスも織り込まれていて、
    そして隆さんとは違った側面からの二郎三郎像も見れて、なかなかに興味深く。

    歴史の“if”を楽しめる、そんな小説だと思います。
    続きを読む

    投稿日:2014.02.17

  • jztgarakuta

    jztgarakuta

    面白かった。冒頭から家康が、凶弾に倒れる場面から始まり、家康の影武者が放たれる。三河の松平家の存続をかけた大ばくちである。

    投稿日:2014.02.03

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