【感想】クローズアップ藝大

国谷裕子, 東京藝術大学 / 河出新書
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • naohirot

    naohirot

    芸術はコミュニケーションの一つ。一つのメッセージを伝えるのに、どのアイテムをどのように使い表現するかで伝わり方が全く違う。

    そんなことは直接的に書いていないけど、すごくそう思った。

    投稿日:2024.05.03

  • ginkan2

    ginkan2

    題名に惹かれて手に取りました。藝大って先生が「芸術家」なんですね。当たり前かもしれないけど。それと、典型的なクラシカルな音楽と美術のイメージしかなかったけど、映像、アニメ、デザイン、そして社会との関係構築、課題解決、、、。この世に「アート」と関係ない世界はないんではないかと、自らの狭い認識を打ち破っていただきました。なダイバーシティなど寛容な思想が広がる一方で不寛容で排他的な息苦しい空気間に満ちている昨今、AかBのどちらか、ではない、CとかDとかを提示してくれるアートの力、切り札ではないでしょうか。続きを読む

    投稿日:2024.03.05

  • nyonboo48

    nyonboo48

    タイトルが秀逸。「はじめに」で紹介されている二宮敦人『最後の秘境 東京藝大』のように突飛な人が登場するわけではなく(あちらはあちらですごく面白かったけれど)、芸術に真摯に向き合っている人たちと国やさんの真面目なコラボレーション作品。江口玲さんの「世界に唯一人しかいない自分がどう表現するか」と、高木綾子さんの「『この人の演奏を聞きたい』と言われたい」という章タイトルにぐっと来た。続きを読む

    投稿日:2022.07.10

  • Giorno

    Giorno

    藝大が自ら仕掛ける、「クロ現」のパーソナリティが「秘境」の教授達を表に出させる対談集。13人目以降の対談はHPで現在も進行中。

    https://www.geidai.ac.jp/cntnr_column/archive/closeup-geidai

    コミック『ブルーピリオド』『ピアノの森』を深く読む一助ともなる。
    続きを読む

    投稿日:2022.04.17

  • masaximum

    masaximum

    今の東京藝大を代表する12人の教員たちの芸術や藝大について考えていることを国谷裕子がインタビューで、少しづつ掘り下げていく。理事として、教員のことは知らなければならないとは思うが、インタビューするにはそのために、しっかりと下調べも必要だろう。大変だとは思うが、12人それぞれのスタイルから人となりまで、ある程度しっかりと伝えられており、東京藝大がこれからも、日本の芸術のきちんとした発信地であることがよくわかる。続きを読む

    投稿日:2022.04.04

  • 臥煙

    臥煙

    国谷裕子が東京藝術大学で「藝大」を学びながら、「教育」と「アート」と「社会」を考える。

    あのクローズアップ現代のキャスター降板後、国谷裕子さんは東京藝術大学理事を務めているという。本書は藝大の教員との対談を通じて、芸術とは何か、社会とのつながり等を考える試み。

    あのベストセラーに「秘境」と評された芸大について、焦点を合わせ正にクローズアップする。大学のHPの企画が発展した本。

    各教員の芸術に足を踏み入れるきっかけ、恩師との出会いなど。さすが取材のに長けている筆者ならでは。

    コロナ禍や不況でメセナ活動ほか芸術に対する風当たりは強い。そんな中だからこその芸術、アートの大切さを教えてくれる有意義な対談でした。
    続きを読む

    投稿日:2022.02.01

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