【感想】科警研のホームズ 毒殺のシンフォニア

喜多喜久 / 宝島社文庫
(22件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
1
8
10
1
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ブクログレビュー

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  • ultraman719

    ultraman719

    第2弾

    前作と同様、ホームズさんこと、土屋さんは、大学との二足の草鞋状態。
    研修期間延長で、全国から招集された3人の4名体制で、難事件の捜査へ!

    しかし、科警研のホームズとまで謳われた土屋さん、本当にユニーク!
    知的好奇心を揺さぶるものにしか、興味なく、それ以外は、ボロボロ…
    以前は、科学捜査やったけど、今は大学の研究が、知的好奇心の対象。
    要は、面白ければ何でも良いんやな。
    使命感とかより、面白さ優先。

    「好きこそ物の上手なれ」やな〜!
     好きなことは熱心に行うから、自然にくふうし勉強するようになるので、非常に上達も早くなることにたとえる。

    まっ!
    土屋さん、人の成長にも興味を持ったみたいやから、科警研に戻らなくても、関わり続けそう。
    一年後に期待やな。
    続編にて、お会いしましょう!


    私もこれでいきたい!知的好奇心優先で!
    今の業務は、早く終わりにして、違うのに変えたいなぁ〜
    ずっと終わりにしたいって訴えてるんやけど…はぐらかされて…
    そうすぐには、いかんけど、何か作戦立てて、面白い方にいかんと〜
    死んでまう〜(−_−;)



    「オッペンハイマー」観てから、読了して感想まで終了!
    しかし、上映時間3時間は長かった〜
    続きを読む

    投稿日:2024.03.31

  • 越智

    越智

    科警研のホームズの異名まである元科警研の土屋を呼び戻すため結集された新人 伊達・北上・安岡は今日も土屋の気を引くため自分たちで事件の謎を解く。

    科学捜査モノなので知識を広めるにはいいですが、どうにも安岡さんが好きになれなくて。なんじゃおまえは。
    安岡さんのルックスよしで猪突猛進型なところが活かせてなくて、なんじゃおまえはとしか思えなくて。わたしに安岡さんを愛させてほしい。頼む。
    ちょいちょい恋愛要素みたいなの絡めるのいらないわー。
    そもそも誰かを呼び戻すために誰かを餌にするってどういう了見じゃぃ!
    こいつら(三人+土屋)のスタンスも好きじゃないし、せっかく科学捜査のお話なのに、なんというか・・ロジックが足りない気がして。科学知識ない人間からすればきちんとロジックがないとそこまでたどり着けないんですよ。そこここにある「どうもそうらしい」というイマイチ説得力に欠ける当て推量・・。
    このシリーズはこれにて打ち止めです。登場人物に魅力を感じられないとちょっとキツいなと思いました!
    続きを読む

    投稿日:2024.03.27

  • ハルめめ

    ハルめめ

    シリーズ第2弾。科学そのものはよく分からない分野だけれど、真相を見抜く過程を楽しく読んだ。土屋室長の過去が明らかになり、本郷分室はその役目を終えることになったのだけれど、室長の意識も変わり、これからあらたな物語が始まりそうな予感で終了。続きを読む

    投稿日:2023.12.22

  • kitano

    kitano

    このシリーズの目的は失った天才を
    元さやに戻すことだが、失う原因で
    あった鑑定ミスは悪意から人為的に
    貶められたことが本人の訴えで判明
    失われた情熱は、三人の研修生達が
    成長する姿から別の形であるが再
    した…で、三作目楽しみ(*´▽`*)
    続きを読む

    投稿日:2022.12.17

  • バス好きな読書虫

    バス好きな読書虫

    シリーズ2作目。
    前作で科警研本郷分室での研修期間が半年延長になった北上、伊達、安岡の3名。
    分室の設立に乗り気でなかった土屋も、前作のラストで少し乗り気になったかと思ったが、今作のスタートでは元通り
    懇談会での服毒死、山奥のドラム缶の中から見つかった白骨死体など、4編の中編から構成されているが、それぞれの科学的トリックがなかなか面白い。
    特に2作目の「溶解したエビデンス」は、この間放送されたガリレオの新作ドラマのトリックに通じるものがあり、両方を比べながら見ると面白さが増す。
    1作目ではそれほど目立たなかった3人の得意分野からの事件へのアプローチも明確化されており、もう少し、このシリーズを読みたいところだが、今作で3人の研修期間は終了。
    土屋の科警研を去った理由も明らかにされ、一旦これで終わりかと思うが、3作目はすでに発売されているので、違う形で科警研の本郷分室が復活するのだろう。
    一見、全て単独の作品のように書いているが、2作目の最終章は1作目の物語から続いているので、1作目から読むのがベター。
    続きを読む

    投稿日:2022.09.25

  • Bookrium

    Bookrium

    探偵ガリレオに似た科学の力で事件を解決するシリーズ。
    一作目より3人プラス1の協力関係が進化してまとまりが出てきた印象を受けました。
    短編集だけに、一冊でいろいろなアイデアを読めるところも良い。
    分室の形が発展的に変わるみたいなので、続きも読んでみよう。続きを読む

    投稿日:2022.09.24

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