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大美賀直子 / 青春出版社 (5件のレビュー)
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2043472番目の読書家
20代の頃と悩みが変化していること、自分のことがわからなくなって、なんとなく手に取った。心の課題が、発達するごとに現れるのなら、わたしは真っ当に成長しているのだと思う
投稿日:2024.03.03
yumi
本書は3人の女性とミラクルさんという女性との会話から「20代後半以上の女性の成長」を考え、経済的自立、精神的自立、生活的自立の3つを取り上げた物語仕立てになっています。 内容は若い独身女性向きで私自身…が読むには遅すぎる内容ですが、ブリーフセラピーにおけるカウンセリング技法がアレンジされていたり、エリク・H・エリクソンの自己成長の理論「ライフサイクル論」における「アイデンティティ」と「親密」の概念、社会学者オルデンバーグが提唱した「サードプレイス」の理論(自宅、ファーストプレイス、職場、セカンドプレイス、生きがいの場、サードプレイス)、エリクソンの説く「親密」の発達課題、「パートナーシップ、深層心理学(ユング心理学)、無意識からのメッセージの解読方法など、非常に参考になり、すらっと読めて面白かったです。 「アイデンティティ」 「親密」 「サードプレイス」 「タイムマシン・クエスチョン」 「チャム・グループ/ピア・グループ」 「死と再生」 「意識と無意識」 「シンクロニシティ」 「色彩から導かれるイメージ」 「その他の心理学理論(代償行動、公平理論、心理的離乳、アンビバレンス)」続きを読む
投稿日:2022.01.31
人冬
ちょっと小説ぽい事例をあげていて読みやすいし、心理学の理論もしっかりあって勉強になりました。20代後半の「このままでいいのかな」という不安を、3つのタイプに分けて説明と対策があります。どれも自分のぼん…やりとした悩みに当てはまります。よりいい大人になりますように。続きを読む
投稿日:2021.10.17
ruka
20代後半以上の女性が、真の”大人の女性”へと脱皮する時間(自分の進む道が見えない時、どこかモヤモヤするとき)を「大人の思春期」ということが分かった。推し活、女子会はその現実逃避の行動である。 本来や…りたいことではなく仕事や推し活で欲求を満たすこと=代償行動 実家や親のサポートからの精神的自立=心理的離乳 『誰の人生も間違ってはいない』という言葉は励まされた。誰も自分の人生を破滅させるために生きてきたわけではない。その時々で自分が最善だと思う方向を選びながら進んできたはずだ。 未来予想図クエスチョン。10年後「自宅」「職場」「生きがいの場」でどうしているか。イメージした理想の未来へ近づくために、今何ができるか。三つのプレイスのバランスなど、考えることができ、道筋のようで良かった。 また何回も繰り返し読んで、迷ったときこそ手に取りたいと思った。続きを読む
投稿日:2021.09.05
とめ
近しい人との関係に悩んでいる今の自分にぴったりな本でした。 特に「4つのタネ」のワークがお気に入りで、自分の未熟な部分はどこか、具体的にどう改善し実践につなげるかまでを学べます。 人と親密な関係を築く…ことはとても難しいことだと思い随分長いこと避けてきましたが、この本を読み、自分も本来の意味での「パートナーシップ」を築くことが出来るのではと感じました。今この瞬間に読むことが出来てよかったです。続きを読む
投稿日:2021.05.05
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