【感想】コロナ自粛の大罪

鳥集徹 / 宝島社新書
(17件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
5
6
4
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • さぬ

    さぬ

    タイトルで読む。

    当時の内容が書いてある。(日が経っているので冷静に読めた。)

    特に小児科の先生の回答は、私自身の子供たちのかかりつけ医の方も話している内容に近かった。(学会などで論文も発表されている方)

    改めて、インフルの脳炎、脳症の方が断然恐ろしいと思いました。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.25

  • tdnarbmer

    tdnarbmer

    このレビューはネタバレを含みます

    2021年4月発刊なので、まだコロナが佳境を迎えつつも、二回目の緊急事態宣言も既に終わっており、なんとなくコロナに「慣れ」を感じ始めた時期。タイトルからも分かる通り、基本コロナに対する過剰対策を問題視するポジショントーク本で、医療系ジャーナリストが同じポジションの医者を呼んできてその方々との対話をそのまま本にしている。

    よって人によっては「それはさすがに言いすぎじゃない」とか「なんか感情だけで話してるな」と思わせる部分もあり、データ分析にまで深く踏み込んでいないのは少し残念。そこがジャーナリスト的ともいえる。

    この本に出てくる医者の他の著者を読むための入り口にしても良い本。個人的には和田秀樹医師の話が最も参考になった。森田医師のは事前に読んでいた。

    コロナ対策の最も大きな問題は信頼のおける最も有効なデータ群の存在が怪しいことと、データを使った有効な分析が少ないことかな、と思った。

    引用
    p134
    新型コロナに関しては、日本の医療界の体質の問題がかなり大きいのではないかと僕は思っているんです。その体質が今回、顕著に出ていると思う点が3つぐらいあるんですけど、1つはデータより偉い人の言っていることのほうが正しいと思い込んでいること。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.03.29

  • herogroove

    herogroove

    ★★★★
    今月9冊目
    この本が出たのは2021年4月。約2年前。
    ここに出てくるドクター達が言ってる5類へてのはこの2年後、騒ぐほどではないってから全く変わらず100兆円投じてきた馬鹿な国日本。
    前の本読むってのも面白い。
    保身と利権しか考えられないな一般庶民は悲惨
    続きを読む

    投稿日:2023.01.26

  • daisennkei

    daisennkei

    やはり政府?国のやらせがはいっていた?
    コロナに限らず、一体この国の為政者は誰のため!なんのために政治家になっているのかな?

    投稿日:2022.12.16

  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     2021年2月現在でのコロナに関する全般状況がよくわかりました。長尾和弘、和田秀樹諸氏、コロナ自粛に疑義を呈する医師7人へのインタビュー集です。鳥集(とりだまり)徹「コロナ自粛の大罪」、2021.4発行。①160万床、病床数世界一でなぜ医療崩壊が起きるのか:厚労省や医師会の問題 ②コロナ死だけを特別視しない:メディアが煽り過ぎ・洗脳(TV局のスポンサー、製薬会社の利権)③結核・SARSなどの2類からインフルエンザの5類感染症に指定すれば騒動は終わる ④長引く自粛生活で高齢者の健康寿命を縮める ⑤未知のワクチンを打つほどのウィルスなのか ⑥ほとんどの日本人の身体は風邪対応で処理:国民の98%は無症状か軽い症状。ハイリスクグループは約500万人。免疫力が低下し、血管が傷ついた要介護高齢者・透析患者・糖尿病患者など(ワクチンが必要) ⑦国民は頑張っている、厚労省と医師会はもっと努力を:公立病院と一部の民間病院だけがコロナ対応(全病棟の3%しかコロナ用に稼働していない)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.02.16

  • ぐぐぅ

    ぐぐぅ

    日本のコロナ自粛は過剰であるという主張をしている医師7人へのインタビュー。主張はそれぞれ少しずつ異なるが、日本で新型コロナ自身がもたらす健康被害の大きさを考えれば、これまでのような「ゼロコロナ」を目指すための自粛要請の政策はやり過ぎで、むしろ害であるということのようです。コロナウイルス感染を抑える対応は、人類の生活の質、幸福を最大化する対応が目的なのに、それを害してまでコロナウイルスを撲滅することだけを目標にしてはいけないということでしょう。木を見て森を見ずの対応ばかりせずに、医療は政治にはそれこそ総合的・俯瞰的な政策が必要だと感じた。
    そもそも無理な自粛は身体の免疫力を低めるし、あまりにも自然と隔離された清潔な生活を続けると将来的に免疫力が弱まっていくかもしれない。以前なら無理な治療はしなかった高齢者でも、コロナと判定されれば治療をせざるを得ないため、コロナ病床が埋まってしまうということもあるようだ。高齢者や基礎疾患のある人以外はインフルエンザ以上には深刻な健康被害にならないのなら、リスクの高い人以外の社会活動はある程度自由にすべきだろう。
    続きを読む

    投稿日:2021.10.28

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。