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奥田英朗 / 講談社文庫 (11件のレビュー)
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総合評価:
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本の虫
下巻を楽しみにしてたが まどろっこしく ラストは、呆気なく終わった感 上巻のほうがテンポがあり 面白かったかな。
投稿日:2024.03.24
りんこ(๑˘ᴗ˘๑)*.。
このレビューはネタバレを含みます
恭子の転落っぷりが凄まじく、あれよあれよという間にすごいことに…。 しかし応援するような気持ちで読んだ。 九野さんよ、どうか恭子を追い詰めないでくれ…! しかしやはり九野さんは有能だった。 恭子、これから新しい人生を生き直すんだろうか。 旦那さんを庇わずに悲劇の奥様で同情を買えば良かったのにね…と思ったけどきっとプライドが許さなかったんだろうな。針のむしろで生きていくのは。 何としても逃げて生き延びてやる!というエネルギーに圧倒された。 義母さんのことは途中からうっすら、もしや?と思っていたがやはりだった。 心のオアシスだったのに哀しい。 人生ってままならない。
投稿日:2023.12.06
もち
上下巻をぐいぐいと読ませる魅力はあるけれど、イヤミスのような読後感で、何か心に引っ掛かって考えさせられるようなものは得られなかった。
投稿日:2023.08.07
ひーぽん
下巻は本当にあっという間に読み終えた。特に後半は怒濤の展開で先が気になって読むのが止められなかった。 それにしても…恭子の堕ちっぷりは恐ろしかった。これまでずっと助手席に乗るだけの人生だったとの一文があったが、誰かに頼りきりで自分で何か決めることもなく誰かに連れてきてもらうだけの人生を送ってきたんだなぁ…と。一番の頼りの綱だった夫が犯罪を犯したとわかると、今の生活が奪われることに不安を感じ、でも一方で子どもたちだけは守りたいと思い、どんどんと道を踏み外し孤立し自分を見失っていく。一度手にしたものを手放すことはこれほどの恐怖と不安をもたらすことなんだと怖かった。 夫を許せなくとも、夫を見限って自分が子どもたちを育て守っていくという覚悟さえ持てたなら、自ら犯罪に手を染めることはなかっただろうに。 一方の刑事久野も、妻を亡くし心の安定を失っていた。唯一心の拠り所となっていた義母が本当はすでに亡くなっていたのは驚きだったけど、そうしなければ心が壊れてしまっていたんだろうな。 でも個人的には久野が精神的に不安定であることは、物語にはあまり関与していないように感じた。亡くなった妻と及川恭子が似ているという点も、ストーリーに影響があったようななかったような… 久野の過去や心の傷と、及川恭子の心の不安定さとの結びつきがもう少し分かり易いとよかったな、と思った。 終盤、恭子目線と久野目線とで同じシーンが繰り返されているのも少しくどくて読みにくかった。 しかし、全体的には『ほんの些細なことから平穏な生活が壊れていく』のが、リアルにスピード感をもって描かれていて面白かった。
投稿日:2023.06.17
gaia
恭子の行動、心理が手に取るように感じられた。ヅルをする夫を非難するだけでなく、自分自身が敢えて目にしたくないものを避け、安穏と生きることに甘えてきた半生に気づくなど苦しい現実が迫ってきた。 甘えて生き…るか、自分の人生を生きるか、選択肢があるから女は生きるのが難しい。 続きを読む
投稿日:2023.05.28
ふぅ
上巻につづいて下巻も読了、後半のスピード感ある展開は映像が思い浮かぶようでした。恭子がその後どうなるのか気になりますが、九野刑事には幸せになってもらいたいものです。
投稿日:2023.03.30
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