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内橋克人 / 講談社文庫 (3件のレビュー)
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MSTK
《目次》 ・ 序 世紀末日本を覆う「世襲社会」 ・ 公私截然の男、太田垣士郎・関西電力初代社長 ・ 東京ガス・安西ファミリーの弁明 ・ ホンダ三代「社長交代の流儀」 ・ 東急・五島家三代「世襲の帳尻」… ・ 日本航空・伊藤淳二の469日 ・ 「昭和の偶像・中内功の行動原理 ・ 帝人・大屋晋三、「永久政権」の負の遺産 ・ 最後の保守政治家・大平正芳の「原罪意識」 ・ あとがき ・ 文庫化にあたって続きを読む
投稿日:2021.03.13
touxia
「文字通り素手でリズムに挑み、 旺盛な企業家精神を発揮してフロンテアィを 拓いた創業者経営者たちが、 いま多く世代交代の時にさしかかった。」 →「技術や職能」「継承」ではなく「権力地位」の世襲 「社…長が世襲社会」の形成過程ー「停滞社会」 <エネルギー奮出の時期> 平等、協力、勤勉、才能、運、 「人間のブランド化」 「暫定政権」ー「大政奉還」 「公私截然」論理 <権力者の人間性は「退き際」に 疑集して表現される。> 「権力の方から人間に取りついてくるんだ。」 太田垣志郎 「怒るな 恐るな あせるな」 維承 :「禅譲、世龍、予期せざる死」:放代 「限界の自己認知」 本田宗一郎 「時代の移り変わりがオレの頭の回転スピードを追い越した。 もう潮時だ。」 「量は質に転化する。」という マルキシズム(コメント;これはマルキシズムではなく弁証法) のかっての信棒者が ひとたび自ら資本家あるいは経営者に転じた時、 ひたむきに「膨張至上主義」へと走る姿の 一例がよく示されている。 「量と品質は互いに相反するようになり、品質は敗者になる。」 ダイエー「安売りの哲学ー「共存の拒否」 「勝者の行為のすべては、少なくともその人物、 その体制が勝者でありつづける限り、 歴史によって正当化され得る。」続きを読む
投稿日:2013.01.23
skydrive
実家で読む。非常に面白かったです。また、新聞記者出身らしく読みやすい文章です。昔は、この人の本をよく読みました。また、この人の本を読んでみようかな。
投稿日:2012.09.19
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