【感想】最後の紫電改パイロット 不屈の空の男の空戦記録

笠井智一 / 光人社NF文庫
(1件のレビュー)

総合評価:

平均 5.0
1
0
0
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • うょ

    うょ

    菅野大尉に関するエピソードを求めて手に取った。

    笠井氏ご本人のお話を元にしているため、特攻などに関してもその頃の情勢を思わせるように淡々としている。
    菅野大尉や杉田兵曹などの語り口が活き活きとしており良い。
    予科練時代は特にやんちゃなエピソードも多く、本当に普通の年相応にふざけたり笑ったりする若者達が命を掛けて奮闘し戦死していったのだと切に感じた。
    紫電改と初めて対面した際のエピソードは特に心に残った。思想的政治的に偏った見方ではない、当時の戦闘機搭乗員の素直な心情が描かれていると思う。
    二章で出てくるコックリさんのエピソードは戦中の悲惨さを感じるが、そのいい加減さが少し微笑ましくもある。
    続きを読む

    投稿日:2022.08.27

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。