【感想】老いる意味 うつ、勇気、夢

森村誠一 / 中公新書ラクレ
(35件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
4
11
12
3
1

ブクログレビュー

"powered by"

  • ぽっちゃん

    ぽっちゃん

    前向き、チャレンジ。
    日々のひとつひとつの生活が大切。
    森村誠一さんが包み隠すことなく語ってくれている。
    自分も読み終わる時に風を拗らせ
    うつが身に沁みた。

    投稿日:2024.01.25

  • ちょうこくどう

    ちょうこくどう

    著者とタイトルに期待したが、意外に月並みな内容。ただ、一杯のコーヒーを丁寧に楽しむくだりはハッとさせられた。

    投稿日:2023.11.04

  • blue0603

    blue0603

    このレビューはネタバレを含みます

    はじめに
    長く生きて思うこと

    第1章
    私の老人性うつ病との闘い

    その日、朝がどんよりと濁っていた
    言葉が、文章が、よごれきっていた
    うつによって生活のすべてが暗くなった
    うつ状態を脱するための四か条
    書けなくなった作家は「化石」である
    脳からこぼれた言葉を拾っていく
    社会から置き去りにされた長い時間
    私は「元の人間」に戻れるのでしょうか?
    医師にすがるしかなかった日々
    いつもの朝が戻ってきた…
    新たな試み「終点のない夢」
    「道」が続いている限り歩みは止めない
    まだ、頑張れるじゃないか

    第2章
    老人は、余生に寄り添う
    余生は 長い、「余った人生」ではなくなった
    眉毛が伸びてきてショックを受けた 

    未来に目を向ければ、いまの自分が「いちばん若い」
    最先端を追い続けている限り、自分も不変である
    人生は「三つの期」に分けられる
    人生とは天気のようなものである
    老いにいることと、老化したかは別問題
    老後は「人生の決算期」である
    「人生の第三期」は好きに生きていく
    余生にまで倹約を続ける必要はない
    「いい意味でのあきらめ」も必要である
    「条件付き健康」で良しとする
    欲望は生きていくうえでのビタミンと同じ
    何もしなくていい「楽隠居」は楽ではない
    生きている意味を見失わないために
    「生涯現役」でいやすい田舎の老人
    「自由を謳歌」しやすい都会の老人
    百歳までにどれだけのペンを使うか計算した
    人間の寿命は加速度的に延びている
    「人生百年時代」の老人は
    第3章
    老人は、死に寄り添う 
    ・・・
    第4章
    老人は、健康に寄り添う
    ・・・
    第5章
    老人は、明日に向かって夢を見る
    ・・・
    おわりに
    老いる意味

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.03

  • twshayafune

    twshayafune

    森村誠一さんが亡くなったニュースが流れた時に紹介された本を図書館で借りて読んだ。
    ご自身の病気の話、老いによりできていたことができなくなる辛さ、失いやすい気力などのマイナス面に対し、前向きに生きようよと励ましてくれる。
    副タイトルにもある「夢」について語る最終章、「老人は、明日に向かって夢を見る」がとてもよい。特に、俳句と写真を合体させてブログの読者を増やしたという話と、男のおしゃれについての話が良かった。五木寛之さんがかっこよくコーヒーを飲めるのは練習しているからだ、という話は笑ってしまったが、森村さんの最後のページの写真もとても素敵だった。何度も撮りなおしたのかもしれない。
    浪人中から大学にかけて森村さんの本をよく読んでいたので、亡くなられたことはとても残念に思っていました。亡くなる直前(2021年)にこのような本を書かれていたとは知らず、今回読むことができて良かったです。
    ご冥福をお祈りいたします。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.31

  • gakudaiprof

    gakudaiprof

    朝日新聞の売れている本で紹介された。作家が書いたエッセイである。文字も大きく字間も十分にとってあるので老眼でも簡単に読める。80歳過ぎたら読む本かもしれない。

    投稿日:2023.06.17

  • hori2221

    hori2221

    このレビューはネタバレを含みます

    良書。
    現代を代表する作家だけあり、老してこそ書ける本。
    誰も避けることの出来ない老いることを怖がらず、やれることをする。勇気づけられる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.02.11

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。