
世をへだてて
庄野潤三/講談社
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総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
庄野潤三さん、1985年、64歳の11月13日、靴を片足だけ履いて散歩に行くのを妻に止められ、脳出血で緊急病院に。12月2日リハビリ専門の病院に転院し、12月27日杖なしで退院。その間の様子を語ったエッセイ。「世をへだてて」、1987.11刊行、2021.2文庫。著者は、85歳で2度目に倒れ、ついに動けなくなるまでの20年間、毎日数度の散歩、1万5千歩より少ない日はほとんどなかった。歩ける喜びと仕事ができる喜びを生涯忘れなかった。1921.2.9~2009.9.21。なお千寿子夫人は2017年に没。
0投稿日: 2023.06.23
powered by ブクログ岸本佐知子さんのおすすめにあったので。 闘病(?)エッセイ。溝口とか虎の門とか、知っている地名がいろいろ出てきて親しみがわく。 PTとかOTってこういうことしてるんだな、というのが詳しくわかって面白かった。逆に言えば、お手玉をつかんで運ぶことができなくなる、というのが麻痺なのだ。 目線が温かくて優しい気持ちになれる。
0投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログ巻末の夏子さんのあとがき「父の散歩」、夏葉社島田さんの解説「山の上の家のまわり」…本編に劣らず良かった。
0投稿日: 2021.03.14
