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佐野洋子 / ちくま文庫
(11件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    このレビューはネタバレを含みます

    「14歳にすすめたい一冊。エッセイ集で、読みにくいことはまったくない。この爽快さ、自由さ、心意気、今はわからんくても、年齢を重ねていくとどんどん輝きを増すだろう。それで思うはずだ、本も私といっしょに都市をとってくれるんだなぁ、と。「本には近づくなよ」という、魅惑的なエッセイもある。」

    角田光代(『10代のうちに本当に読んでほしい「この一冊」』河出出版 より)

    「「私の一生の中で大連の昭和20年8月15日より青い空はない。生徒の前に先生が一列に並んでいた、異様な空気だった」、中国で迎えた終戦の記憶から極貧の美大生時代まで。夫婦の恐るべき実像から何の役にも立たないとわかっているけれど読まずにいられない本の話まで。「卵、産んじゃった」などの単行本未収録作を新たに加えた、愛と笑いがたっぷり詰まった極上エッセイ集。」

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.03.13

  • Hipo

    Hipo

    この前読んだエッセイが面白かったのでまた。
    切り口の小気味良さ。
    年齢と世代とのギャップは勿論感じながらも、それを文章にじゃんと表してくれているのが面白く、また有難い。
    フラットさとユニークさは、嫌味がなくて気持ちいい。続きを読む

    投稿日:2023.02.26

  • sawasato

    sawasato

    幼年・若い時の話面白く読めたけど、後半の老人の愚痴みたいなのはちょっとつまらなく感じる。
    同世代であれば・または自分が歳を取ればまた感じ方も違うかも。


    青い空、白い雲
    黒いベスト
    コッペパンとマッコール
    下町の子どもたち
    どけどけペンペン草

    が面白かった。
    続きを読む

    投稿日:2021.06.19

  • きまめ

    きまめ

    角田光代さんの本で触れられていたので読んでみた。角田さんが言うようにすごかった。本音のオンパレード。ずばずばと書かれていて、思わず笑ってしまう。でもご本人はただ思ったことを書いただけ、というお茶目さもあって憎めない。ほかのエッセイも読んでみようと思う。続きを読む

    投稿日:2020.10.15

  • まりこ

    まりこ

    佐野さんの毒舌で、かつこつけてるところ、大正から昭和初期に生きてきたひとたちの戦後ショックでしょうね

    投稿日:2019.09.08

  • ぢぇぃ

    ぢぇぃ

    飾らない文章が良かった。
    絵本で書いていることをエッセイでひけらかしたり解説や説明をしたりしないところが素敵。

    投稿日:2014.02.01

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