【感想】さすらいエマノン

梶尾真治, 鶴田謙二 / COMICリュウ
(19件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
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ブクログレビュー

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  • 司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)

    2作目
    「梶尾真治の傑作小説を、鶴田謙二が満を持してコミカライズ。コミック版『エマノン』シリーズ第2作目。地球上に生命が発生してから現在まで、進化の過程のなかで、30億年の記憶をすべて引き継ぎ持っている少女エマノン。彼女が旅を続けているのは、特別な目的があるのではなく、何かに呼ばれるような衝動を感じるからだ。人の住まなくなった島へ渡り、人里離れた山奥へ赴く。それは、結果として、絶滅しそうな種を存続させることになったり、逆に最期を見届けることもある。地球に生命が生まれてから現在までの記憶を持ち続ける彼女に課せられたものは、何なのか? そして、地球に生命が誕生して以来の記憶を受け継がせるため、必ず一人の娘を生んできた彼女であったが、あるとき男女の双生児が生まれて……。『さすらいエマノン』フルカラー版64ページ分を完全収録。」続きを読む

    投稿日:2023.11.27

  • sssnnnbbb

    sssnnnbbb

    前作からの感覚で見ると、お話しになっていて少し残念。 二部構成?になっていて、 前段のカッパものは心地よかった。 ガキンチョとの細かな交流から絵は続いているにもかかわらずガバっと時間がずれる。宙ぶらりんにされるこちら側がたまらん。 後半はルーツさがしっぽく、因果の匂いが立ち込め、物語の終わりが染み出していてなんだか残念な気持ちに。 原作読んでいくとまた違うのかもしれんな。続きを読む

    投稿日:2018.12.17

  • はちの

    はちの

    なんだか寂しい展開だったなぁ……巻末の描写を見てもなんとなく七瀬シリーズを彷彿とさせる

    とはいえ作画がため息が出るほど美しい。セリフが非常に少ないにも関わらず並みの漫画よりも多くを語りかけてくる。空気感が、匂いが、音が、光が、全てが生き生きとして鮮やかに伝わってくる。もうそれだけで感動してしまうのだ。カラーページとかほんとに素敵でしょうがない

    短編で終わるのかと思ってたけど続くんだな。個人的な希望だけど悲しい終わりにはなって欲しくないな
    続きを読む

    投稿日:2015.02.22

  • mrsk11

    mrsk11

    相変わらず絵が素晴らしい。キャラクターや場所の設定も魅力的。ただ物語の内容が一巻に比べて多少ぼやけている。そのため全体を少し空疎に感じた。「この作品が映画であれば」という仮定は意味のないことだろうが、映画を連想させる作風のシリーズだと思う。続きを読む

    投稿日:2014.12.09

  • manga531010★こっこ

    manga531010★こっこ

    このレビューはネタバレを含みます

    世代交代を繰り返すことで、祖先へとその魂と記憶が引き継がれていくという、エマノンにロマンを感じるには居られない。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2014.02.07

  • こね

    こね

    鶴田謙二によるエマノンシリーズ2作目(エマノンはno nameの逆さ読み)。
    生命誕生から30億年の記憶を持つエマノンの遍歴というのは前作と変わらないが、時間旅行者(らしき人物)や超能力者(らしき人物)が登場して、若干SF色が強くなった。とはいえやはり、その根本はSF的なギミックではなくて、そうした運命を背負ってしまったことの悲哀と諦念と、そそてそれを引き受ける覚悟の物語であることにはかわりない。
    問題は、次は出るのはいつかってことで、うちには鶴田謙二の未完の作品がいくつもころがってるわけで。
    続きを読む

    投稿日:2013.09.14

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