【感想】ボールパークでつかまえて!(6)

須賀達郎 / モーニング
(2件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • ocean@読書垢

    ocean@読書垢

    YoutubeといいTwitterといい、安全圏から好き勝手に選手批判してる連中の話は、隣の席の酔っぱらいの戯言レベルと思わないとやってられない。

    投稿日:2022.05.07

  • タカツテム

    タカツテム

    このレビューはネタバレを含みます

    初のCS進出を睨み息巻くモーターサンズの面々。緊張感が上がるからいつもと異なる雰囲気になってしまう。それはチーム内だけでなくチーム外からも
    その象徴となったのがアンチ動画だったと言えるのだろうね。誰でもネットを介して大きな意見を言える世の中だから選手にも批判の声は届いてしまう。それによって調子を崩してしまう
    ただ、今回特殊だった点はそのアンチ動画を作っていたのが、元選手であった点か
    誰よりも野球の大変さ、選手の苦しさを知っている筈の上田が獅子尾を追い詰める動画を作ってしまった。そこに込められているのは大変だからこそ挫けてしまった心の歪み。それをぶつけられる方は堪ったもんじゃない

    獅子尾が挑む難題。それを獅子尾だけが挑む形にするのではなく、チームとして対応する形に持っていこうとする桐谷監督はやはり有能な人物だし、皆して獅子尾のバンドをつける場面にはちょっと感動してしまったよ

    また、頑なになっていた上田を野球大好き少年が解きほぐすというのも良い展開
    とても野球が好きで敵チームの選手すら応援して…。そこにあるのは野球を愛して止まない心
    また、おどけたキャラを演じていた上田の良さを知っている人間がちゃんと居たと伝える役割を担っているのもズルいね

    そんなタイミングで獅子尾が復調を示すホームランを打てたなら、それは上田の心も復調する合図のようなものになるわけで
    涙ながらに野球が大好きと語る上田の姿は良かったな


    話は変わってモーターサンズCS進出最後の鍵となりそうなルーキーが登場したね
    良いバッティングは出来るが目上相手にも無愛想な大喜多。一見すると不良みたいな彼だけど、お婆ちゃん想いで有るのは一種のギャップ萌えか
    ただ、そういった部分は深く向き合ってみないと判らない。誤解もされる

    それを人生の大先輩であるコジローが優しく接していたね。年上だからと教え諭すのではなく、自分も似たような経験をしたと相手の目線に立って伝える。だから大喜多もコジローならと自分を打ち明けられるのだろうね


    そういや、この巻では出番が少なかった村田。来年には係長になるとの事で球場へ来れなくなるんじゃないかと心配していたね。それを考えると色々な意味で今シーズンでCS進出できるかどうかは多くの人生に関わっていると言えそうだ

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    投稿日:2022.04.23

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