【感想】あくまでも探偵は

ダークヒーローとポップな作風。
この組み合わせは初かも。
真っ直ぐすぎる平と屈折した考えを持つ森巣。
徐々に変化していく二人の関係性を、微笑ましいなあと思いながら読んでいた。
途中で犯人や真相に気づい…たとしても十分楽しめる青春ミステリー。
百万円ゾンビの真相がとても好みだった。続きを読む

最初の話はすごく読みやすくて早く続きを読みたいと思ってた。だけどそれ以降は話の繋がりがよく分からなくり場面の想像が出来にくい。もっとまとまってたら良かったな

【収録作品】クビキリ動物／強盗ヤギ／百万円ゾンビ／天国エレベーター

頭脳明晰で眉目秀麗、見るからに好青年で人気者の森巣。平凡でおとなしいが、困っている人を放っておけない性格の「ぼく」。接点がなかった…二人だが、動物の不審死事件に関わるうちに、「ぼく」は森巣の本性を知ることになる。

「ぼく」は、闇落ちしかけている切れ者・森巣の良心たりうるか、といったところか。キャラも立っているし、面白いのだが、既視感がある。続きを読む

1話目は面白かったけど、2話目以降があまり読みたいと感じられなかったのが残念。
私には向いていない系の青春ミステリだったようだ。

キャラも文章も全体的に荒いなぁ、と思いつつ。こういう美形で天才で俺様系男子と天然系お人好しワンコ男子とのバディもの（？）好きなので総じて楽しく読めました。

あくまでも探偵は　如月新一　2021/2/4


表紙を大好きなイラストレーター、青藤スイさんが描いていたからつい購入。
多分そうじゃなかったら買わなかったであろう本だけど、そういう出会いもあっていい…じゃない。

読んだ感想が、特に何もない。
別につまらない本と言うわけでもない。
内容はかるーーーーーいミステリー。
平凡な主人公と異質な相方が事件に巻き込まれながら友情を育む話。
以上。
都会のトム＆ソーヤからキャラの立ち具合を薄くしてミステリーっぽくした感じといえばわかりやすいか。

まあ、たまにはこういう特に何も考えずに読めて何も残らない、綿菓子みたいな本を読むのも悪くない。

▶︎pick up
「お前自身が何を正しいと思うかを、他人に委ねるな。」続きを読む