【感想】死ぬ瞬間 死とその過程について

エリザベス・キューブラー・ロス, 鈴木晶 / 中公文庫
(8件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • ydrt

    ydrt

    BTSのRMとSUGAがこの話を出していたから、というミーハーな理由で読んだが、読むべき本だった。自分では絶対に選ばないから、ミーハーで良かったとも思う。
    まだわたしは身近な人間の死を経験していないし、死を前にしたこともない。いつかそれがリアルになったときこの本を思い出したい。
    あとがきで著者のその後を読み、死に触れるということについてムムムとなったりした。
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    投稿日:2023.06.11

  • みんちょ

    みんちょ

    あまりに有名な死の受容への5ステップ。
    いざ読んでみると、登場するのは医療職だけでなく、牧師や修道女も。
    宗教的背景が違いすぎるから、これをそのまま日本人に当てはめるのは違う気がするなぁ

    投稿日:2023.05.05

  • 浅緋

    浅緋

    読み初めは退屈でしたが、2章3章と読み進めていくにつれ面白くなってきました。
    最初のうちに合わないと思っても断念せずに最後まで読んでみることをおすすめしたいです。

    大きなショックを受けた時の感情の移り変わり、そして抑圧された気持ちを認め・解放することがどれほど大切か、さまざまな患者さんたちの話や病院スタッフとのやり取りから浮かび上がってきます。
    人に優しくすること誰かの役に立つ事は生易しいものじゃないのだと思わされます。
    何かしてもらわなくてもいい、分かってもらいたい、それだけで救われる…という心境は、死が迫る人だけじゃなく生きている人全てに言える事なのでしょう。

    どんな生涯であれ自分の内側に立ちかえる事で見える景色が変わるのだと、そっと大きな愛に包み込まれたような気分です。
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    投稿日:2022.09.15

  • Hipo

    Hipo

    元々は臨死体験者や末期患者が死を前に何をしたかったか等を書いた物だったけど、続編は死そのものをテーマに、またそれぞれの宗教の死生観等が纏められている。
    死はいつか来る。自分だけでなく周りの人達も。受け入れるのはそれぞれの立場があるし、難しくて当然。
    私もずっと咀嚼し続けて来たし、今も続けている気がする。
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    投稿日:2022.03.26

  • ねじまき鳥

    ねじまき鳥

    『死の五段階説』を提唱したエリザベス・キューブラー・ロスのベストセラー書籍。2001年新訳バージョン。旧訳で「死の瞬間」という邦題が付けられたためそのまま旧タイトルが採用されているが、本来は「死の過程」を意味したものを著述している。200人以上の末期患者とのインタビューを経て、患者自身の死に対する受け止め方や、医療従事者や身内の反応などが報告されている。この書に関しては、キューブラー・ロスの死生観というより、死に瀕した人々が残してくれたメッセージと受け止めたほうがいいだろう。個人的には、穏やかな死の準備は、患者を取り巻く周囲の反応も大きな影響を及ぼすということが、非常に勉強になった。生きているうちに、自らが今後死に向かう過程でどのような姿勢を周囲に発信していくかということを熟考していきたい。続きを読む

    投稿日:2022.02.21

  • yappinkun

    yappinkun

    読み継がれて50年。まさに、万人が読むべき一冊。200人に及ぶ末期患者への直接面接により、死に至る人間の心の動きを探る。
    ただ延命をすればいいというわけでもない。患者の家族の意見が優先されがちであるが、死に臨む患者の暗黙の訴えにもっと敏感になるべきである。続きを読む

    投稿日:2021.09.19

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