【感想】ウサ耳オメガは素直になれない【SS付】【イラスト付】

海野幸, 小椋ムク / カクテルキス文庫
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 4.3
2
0
1
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • ダイバー

    ダイバー

    このレビューはネタバレを含みます

    (あらすじ)
    ウサ耳オメガの理人は、幼い頃に耳の切除をして以来オメガ性を隠してきた。アパレル会社の広報として働き始め、圧倒的アルファの風格を放つ同僚のデザイナー・汐見に惹かれていたが、「一目惚れなんて信じない」と強がって素直になれない。一人になって汐見への態度を反省する日々。あるときヒート中の情緒不安定な姿を見られてしまい•••?
    「ギャップにやられた。可愛すぎる」。寂しがり屋のひねくれウサギがとろとろになるまで甘やかされる、不器用な獣耳バース恋♡


    本当、不器用な理人が甘々になった時、可愛すぎる。海野先生のオメガものはグッときます。

    後輩オメガの来栖君が家族への憤りを話している時、ウサギが怒って後脚をダンダンしている様を想像してしまった。結局1番彼が大人だったと思う。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.10.12

  • YUKI

    YUKI

    このレビューはネタバレを含みます

    オメガバースで、オメガだけに獣耳が生えてる世界。獣人ではないけど、獣耳由来の性質を持つみたい。
    ウサ耳オメガの理人が、普段はツンなのにヒートのときめちゃめちゃ甘えたになるとこが、キュン!
    フェロモンダダ漏れなのになんで攻めが落ちないのか不思議だったけど、なーるほど!となりました。
    お互い一目惚れの両片想いです。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2021.07.13

  • ♡♡♡

    ♡♡♡

    unlimitedにて。オメガバものの商業コミックは読んだことあるけど小説は初めて読んだ。おもしろかったです!
    オメガにだけケモミミがある世界でそれがどういったふうに他人から見られるかとかひととは違う外見や特性を持つオメガがどういう扱いをされるのかっていうのが重くなりすぎない範囲で書かれていて、それがリアルだし、現実にも似た事例があるぶん興味深く読めた。受けの理人のギャップが良い…おいしい…。攻めの汐見も優しくて令和の攻めなのも好き続きを読む

    投稿日:2021.06.26

  • lovenovels

    lovenovels

    オメガにだけケモ耳がある世界。ひと目で分かる特徴だから、成人ではその耳を切り落としていないオメガが少ない。というのが悲しい。持って産まれたものを、捨てるのが当然と考えられているのが伝わってきて。そんな無自覚の差別がまだまだある世界で、オメガであることを隠して生きている理人。ウサ耳を切り落としていることも、オメガであることもコンプレックスになっていて、独り強がって生きているのが心配になる。自己評価のとてつもなく低い理人だけど、おおらかな汐見と一緒にいることで、自分のことを認められるといいな。と思った。続きを読む

    投稿日:2021.03.21

  • shirotae16

    shirotae16

    海野さんのオメガバース。オメガには生まれながらにケモ耳がついている世界。
    主人公の受が、最初から最後まで自らのオメガ性についてグルグル悩むお話。
    悩み過ぎてちょっと読むのが苦痛になってしまった。
    特に主人公は、テキパキ仕事をこなす男で普段から攻にも甘えたことを言わないので、後輩のオメガに嫉妬したりする描写が続くと、なんだか食傷気味に。
    多分、これは自分が気が長い方じゃないからなんだろうな。
    どちらかというと、後輩の来栖の方が好みだし深堀りしてほしいキャラでした。残念。
    続きを読む

    投稿日:2021.01.17

  • hitsujimaru

    hitsujimaru

    オメガバース。オメガにはもれなくけも耳がついてる世界。人によってジャガーだったりうさぎだったり色々らしい。
    でも、けも耳があるってことはオメガだと一目で分かってしまうので、成人を迎えると本人の意思確認をして、耳を切除してしまう(聴覚は人間の耳なので)ことが多い。むしろ、大人になっても耳を切除しないとなぜ?はしたない、とか言われちゃう。
    主人公理人は垂れ耳うさぎの耳を持っていた。子どもの頃、訳あって自分の意思関係なく切除することになったけど。
    社会人になり、普段はバリバリ働くリーマン。だけど実は、小さい頃失った耳のことがトラウマになりヒート時ものすごい情緒不安定になってしまう。
    今まで読んだことのなかったオメガバース。オメガのジェンダーを考えるのは、今自分達が女性性、男性性を考えるのにも通じるかもしれない。なぜ、オメガであることを、耳があることを恥じなければならないのか。
    耳を切除する自由、しない自由、選べて周りに特別視されない世界にしたい。
    オメガ向けの服を作るアパレル会社を通して、ものすごく考えさせられた。
    包んでくれる汐見さん、後輩オメガ(耳あり)来栖くんもすごくいい。
    アルファだからって惹かれてしまう「オメガの本能」が厭わしい。でも、自分のフェロモンをもってしても落とせないなんて!とジェットコースターのようにぐるぐる振り回された挙げ句のまさかの展開も見事。
    海野先生の両片思い、攻の嫉妬、もうねー、毎回ツボすぎて、私が死ぬ‼️めっちゃ面白かっためっちゃ泣いためっちゃ星つけたい‼️ぐはぁ。
    最の高です…。ごちそうさまです…
    続きを読む

    投稿日:2020.12.18

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。