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歌野晶午 / 講談社文庫 (54件のレビュー)
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総合評価:
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kagoshima akai
マニアックスの題名通り、殺人ゲームに熱中してる人達の話。この展開は読めなかった。 トリックに関しては斬新なものもあり楽しめたが、 やっぱり初代の王手飛車取りのメンバーが神がっていたので物足りないと感じ…てしまった。 王手飛車取りのメンバーの外伝も描いて欲しい。続きを読む
投稿日:2024.03.05
ちゅび
このレビューはネタバレを含みます
密室殺人ゲームシリーズ外伝にして、シリーズ史上最高の出来との評価もよく聞くので、読んでみた。 今回も頭狂人、アクス、ザンギャ君、コロンボ、伴道全教授が帰ってきて、いつも通りの殺人推理を繰り広げていく。 ただ、今までと違うのは、その密室殺人推理ゲームをネットで公開して、世の中に晒しているところだ。 リスクを冒してまで推理ゲームを続ける理由とは… 最後は衝撃だった。まさか5人が… シリーズを締めくくる作品だなと思った。
投稿日:2024.01.27
ルイト
何も知らずに手を取ったらシリーズ物だったんですね。やらかした〜。 何も知らない私からしたら、最初のaXe氏のゲーム展開が長い上に、あとこれを他のメンバーもやるの?と思ってしまったので若干手が止まりかけたが、これが動画サイトに投稿されたものという第三者パートが始まってから面白さを感じ一気に読み進めた。 一人五役は、画面上を通して語られている分まあありかな、という感じ。透明マントのくだりも、真相がどうこうというより『ゲーム』であることを考えれば透明マントが正解としても文句はないかな、と。 ザンギャ君、かわいかったです。(?)
投稿日:2024.01.02
K
これをどう判断していいものか。 私のaXeは結局どこにもいなかった。 本屋を4軒巡り、結局インターネット通販に頼った結果がこれか。 オリジナルメンバーをこよなく愛する私は2.0でもいたく傷ついた。「別人なのか」と。 しかし今作に至っては傷心を通り越して混乱している。 もちろん別人だろうとは思っていた。それは本編の早い段階で明らかになったし、ダメージは少なくて済んだ。 それになにより今作のaXeの素性がきちんと明らかになったこと、そして彼があいも変わらず可愛かったことが嬉しかった。 前作のオンナノコaXeも良いけど、やっぱり元祖の流れを汲んだ成人男性aXeは最高だ。そう感じて、私と歌野晶午せんせ〜との距離がやっと縮まったのかなだなんて思っていた。 それがどうだ。 一人芝居、嘘でしょう。 ああ。喜んでいた私はとんだ道化だった。 笑ってくれ。いや、泣いてくれ。私のために。 ああ。ああああ。ああ。 前作はまだ「覚悟」ができてなかったから、明かされたときに悲しかった。ああ最初のみんなと違うんだなって。もう私の好きなみんなには会えないんだって。 でもあれはあれで、ちゃんと五人だった。 異常者たちが異常なまま仲間を得て楽しくなっちゃってんじゃん、っていう妙な面白さとハートフルみがあった。この物語の核って私はそこだと思ってて、だから少なくともそこだけは残しておいてくれてた2.0はまだ別バージョンとして好きになれたんだよ。 けどさぁ〜〜今作は「正直トリックに走りすぎてこのシリーズのウリをなくしてない」?って私は思っちゃった。 シリーズの核それ自体を利用したミステリーとしての大仕掛けなのだ!作者はメタ的にも我々読者を欺いてみせたのだ!って言われたら理解できるし、その仕掛け自体は評価されるに値すると思う。 でも私は嫌だった。変な人たちが変なことやってんのを「変なことやってんなあ」って笑っちゃうのがこの作品の好きなところだったから。 みんなの掛け合いが好きだったから。 私が読んでいたのはキャラノベルで、ミステリーじゃなかった。 でも作者はミステリーを書いてた。それだけ。 なんていうか、方向性の違いだと思う。 どの方向にリーチするかっていう。 けど私は、ミステリーとしての意外性も斬新なトリックもなくたっていいから、変な人たち5人のドタバタが見たかったんだよ。本当にそれだけだった。 歌野晶午せんせは悪くない。でも、私も悪くないよね? ありえないとはわかってる。でも続刊が出るなら、私は「密室殺人ゲーム」が見たい。もはや中身どうこうじゃなくて。 「密室殺人ゲーム」が見たいんだよ。 みんなに会いたい。 みんなに会いたいなぁ…………。
投稿日:2023.12.30
さくら
やっとシリーズ読み切った。 オチも意外性があっておもしろかった。 1作目がおもしろすぎて、2作目も3作目もまとめて買っていたけど、2作目への期待値が上がりすぎていたせいで1作目の方がおもしろかったなという感想になってしまい、なかなか3作目を読めてなかった。 個人的には1→3→2の順でおもしろかった。 やっぱり1作目の衝撃は忘れられない。 ちょっと悔しいのは、読んでいる途中に、今の会話の流れ的にこの人の発言っぽいけど、口調が違う人っぽい…どういうこと?となった瞬間は何回かあった。何度か戻って読み直しをしたりしていたけど、結局よくわからなくて無視して読み進めてしまった笑 まさかこの違和感がオチにつながっていたとは思わなかったので悔しい。 やっぱり歌野さんの作品はおもしろい。
投稿日:2023.11.09
HTYM
何年か振りに読んだ続編。まともな仕掛けではないだろうなと身構えてると、前2作を踏襲しているかのようでしていないちょっと違う展開。何か仕掛けられてそうで、何があるのかよくわからず、最後に待ってたのはまた…一味違ったオチ。衝撃は前2作が結構上だったかなあ。凝り過ぎてたように感じた。シリーズを読むのに間を空け過ぎたかもしれない。続きを読む
投稿日:2023.10.06
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