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今野敏 / ハルキ文庫 (12件のレビュー)
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にしど
警視庁安曇班シリーズという人気作。 シリーズものと知らず手に取ったが、前作の背景を知らなくても楽しめた。 ただ登場人物が多く若干混乱してしまったので、初回作から順に読んでいきたいと思った。
投稿日:2024.05.07
haji07-2023
08月-10。3.5点。 東京湾上の船から、オーナーが死体で発見される。ほぼ同時に、会員制パーティーで殺人事件が。交機の速水が、パーティーの件で事情聴取され。。。 面白かった。捜査一課の跳ねっ返りと…のやり取りが上手い。続きを読む
投稿日:2023.08.21
honno-遊民
犯人を捜すミステリーというより、臨海署安積班の安積以下班員のひととなりを書き綴る警察を舞台としたお仕事小説の感があるこのシリーズ。 今回は、安積の親友で交機隊の速水が殺人事件の重要参考人として拘束され…るというショッキングな出来事と、クルーズ船での他殺死体事件に捜査本部が立ち上がり、安積が組んだ捜査一課の若い刑事の動向とで、読み応えたっぷりの長編。 この刑事、捜査一課を鼻にかけ、安積もその対応に手を焼くが、拘束を解かれた速水が難なく使いこなす様は、読んでいて小気味がいい。 速水が主役とも言える本書。続きを読む
投稿日:2023.02.23
narachan999
台風一過の東京湾で、漂流中のクルーザーから他殺体が発見された。遺体が発見された船室には鍵が掛っていて…。東京湾臨海署・強行犯第一係の安積警部補らは、被害者の身元確認を始める。一方、第二係の相楽たちは、…前日に開かれた新木場でのパーティーで発見された、変死体の事件を追っていた。どちらも捜査が滞る中、重要参考人として身柄を確保されたのは、安積の同期で親友の速水直樹警部補だった―。安積は速水の無罪を晴らすことができるのか!?大ベストセラー安積班シリーズ続きを読む
投稿日:2022.07.15
ひまわりめろん
やった安積班長編だ! 分かりやすくて読みやすいのに深みがある この相反することをサラッとやってるのが今野作品の魅力なんだよなぁと改めて思いました 今作は安積班の面々はちょっと出番控えめ そのかわり…我らがヘッド速水が全編に渡って大活躍です いわゆる「今どきの若いの」をどうやって導いていくか?ってお話しだったと思う そして速水のアプローチは特段構えず普通に接するということ 安積のアプローチは手本を示すってことだったように思う そしてどちらも自分に自信がないと出来ないことだなぁと思いました 自分自身が当たり前のことを当たり前にやれる人間であることを放棄している「今どきの大人」が多すぎる気がするなあ続きを読む
投稿日:2022.01.02
yampuru
このレビューはネタバレを含みます
臨海署管内で同時に二つの殺人事件が発生、しかもうちのひとつの事件ではなんと交機隊の速水が容疑者に。もう片方の事件の捜査本部で捜査を進める安積も速水のことが気がかりで集中力を欠いてしまう。 漂流するクルーザーに死体、セレブパーティーでの毒殺と、一見無関係に見える事件であったが、安積達の捜査で関係者を洗ううちに二つの事件につながりがみえてきた。 この”別物”と思えた二つの事件にだんだんと関係性が見えてくるあたりが本作の読みどころでしょうか。そんなところにつながりがあったか、と思わせてくれる展開が面白いです。 身柄を解放された速水が安積と捜査一課の若手矢口とのコンビに付き合いつつ、矢口を教育していくやりとりも面白いですね、この速水の勝手気ままさも本作のお愉しみといえるでしょう。
投稿日:2020.11.21
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